特許

J-GLOBAL ID：200903023948594272

電荷誘導紡糸法による不織布の製造方法

発明者： 大橋 賢司 ,  柳 陽二 ,  八木 穣 ,  永嶋 良一
出願人/特許権者： 帝人株式会社
代理人 (1件)： 三原 秀子
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-086608
公開番号（公開出願番号）：特開2005-273067
出願日： 2004年03月24日
公開日（公表日）： 2005年10月06日
要約：

【課題】 電荷誘導紡糸法を用いて、均一な形状および特性を有する不織布を高速かつ安全に量産するために、電荷誘電紡糸により得られる繊維構造物を堆積させる堆積部の最適な帯電方法、また当該繊維構造物の乾燥に適した形状を有する堆積部を用いた乾燥方法および連続的な不織布の搬送の方法を提供することにある。【解決手段】 正または負に帯電させた高分子化合物を含有する溶液を紡出する紡出部(A)から、当該部位とは逆の極性に帯電させた板状の電極(B)に向けて高分子化合物溶液を吐出し、当該高分子化合物からなる繊維構造物を堆積させる不織布の製造方法において、紡出部(A)と電極(B)の間に、複数の孔を有する平面状構造体(C)を挿入し、当該構造体(C)表面上に高分子化合物からなる繊維構造体を堆積させて不織布を得ることを特徴とする電荷誘電紡糸法による不織布の製造方法。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

(1)正または負に帯電させた高分子化合物を含有する溶液を紡出する紡出部(A)から、(2)当該部位とは逆の極性に帯電させた板状の電極(B)に向けて高分子化合物溶液を吐出し、(3)当該高分子化合物からなる繊維構造物を堆積させる不織布の製造方法であって、 (4)紡出部(A)と電極(B)の間に、複数の孔を有する平面状構造体(C)を挿入し、 (5)当該構造体(C)表面上に高分子化合物からなる繊維構造体を堆積させて不織布を得ることを特徴とする電荷誘電紡糸法による不織布の製造方法。

IPC (1件)：

D04H1/72

FI (1件)：

D04H1/72 A

Fターム (4件)：

4L047AB03 ,  4L047BA08 ,  4L047BA23 ,  4L047EA22

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 米国特許第6106913号明細書
  
• 米国特許第6110590号明細書
  
• 電荷誘導紡糸による高分子ウェブ製造装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-116615   出願人：コリアインスティチュートオブサイエンスアンドテクノロージ
• 微細繊維状高分子ウェブの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-382608   出願人：コリアインスティテュートオブサイエンスアンドテクノロジー

審査官引用 (2件)

• 特開平3-161502
  
• 特開平3-161502