特許
J-GLOBAL ID:200903023995955704

油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河内 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-010076
公開番号(公開出願番号):特開平10-089304
出願日: 1997年01月06日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 油圧ショベル等の複数の油圧アクチュエータを有する油圧駆動装置において、低負荷側、高負荷側共操作性が良くハンチングを生じず安定し、及び低温時に作動油の粘度が高くなり、ポンプからバルブまでの管路での圧力損失が過大となっても、ポンプ流量が大幅に減少しない油圧駆動装置を提供。【解決手段】 可変ポンプ2、それぞれ複数の、油圧アクチュエータ1020方向制御弁818及び圧力補償弁414、を有する油圧駆動装置において、各アクチュエータの負荷圧力の増加に応じてそのアクチュエータに通じる圧力補償弁の流量を減少するようにし、さらに、可変ポンプ吐出圧力(Pd)とアクチュエータの最高負荷圧力(Pm)との差圧に対応した二次圧を発生する差圧制御弁31を有し、スプリング19の作用力をポンプ流量調整弁38を開閉させ、可変ポンプの押しのけ容積を増減させる方向に作用させる。
請求項(抜粋):
可変ポンプと、該可変ポンプの吐出油によって駆動される複数の油圧アクチュエータと、該複数のアクチュエータのそれぞれに流入する圧油を制御可能にされた流量調節機能を有する複数の方向制御弁及び各方向制御弁のそれぞれの圧力補償をする複数の圧力補償弁とを有し、各前記圧力補償弁は閉じ方向に圧力補償弁の下流側の圧力(Pz)及び前記複数のアクチュエータのうちの最高負荷圧力(Pm)をそれぞれ作用させ、圧力補償弁の開方向に圧力補償弁の上流側の圧力であるポンプ吐出圧力(Pd)及び方向制御弁の下流側圧力であるアクチュエータ負荷圧力(PL)をそれぞれ作用させて前記圧力補償をし、該可変ポンプの吐出油を該可変ポンプの押しのけ容積変更手段に連通させるポンプ流量調整弁を有し、該最高負荷圧力(Pm)を油路を介して該ポンプ流量調整弁を閉じ該可変ポンプの押しのけ容積を増大させる方向に該ポンプ流量調整弁のスプリングの作用力とともに作用させ、該ポンプ吐出圧力(Pd)を別の油路を介して該ポンプ流量調整弁を開き該可変ポンプの押しのけ容積を減少させ方向に作用させるようにされた油圧駆動装置において、前記圧力補償弁は、各アクチュエータの負荷圧力の増加に応じてそのアクチュエータに通じる圧力補償弁の流量を減少するようにしたことを特徴とする油圧駆動装置。
IPC (3件):
F15B 11/00 ,  E02F 9/22 ,  F15B 11/16
FI (3件):
F15B 11/00 M ,  E02F 9/22 K ,  F15B 11/16 B
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特公平4-048967
  • 特公平4-048967
  • 特開平3-089003
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