特許
J-GLOBAL ID:200903024011569473

アクロレイン酸化用触媒の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262997
公開番号(公開出願番号):特開2000-093793
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 触媒懸濁液製造に使用される水の量を最小化することにより、高い比熱の水を蒸発させるのに要する時間及びエネルギーを小さくすると共に触媒懸濁液の変質を最小化し、優れた性能の触媒粉末または担体状触媒を製造する方法を提供することにある。【解決手段】 モリブデン塩、バナジウム塩及びタングステン塩を90°C以上の水に溶解させる段階と、前記水溶液の温度を60〜80°Cに低め、所定の化学式に表示された金属成分の塩の総重量に対して水の総重量が1:0.8〜5の比率となるように金属Aの塩及び金属Bの塩または金属塩の水溶液を投入して触媒懸濁液を製造する段階と、前記懸濁液と担体とを混合した後乾燥したり前記懸濁液を乾燥した後粉末化し、これを担体に被覆する段階とを含む所定の化学式の触媒成分を有するアクロレイン酸化用担体状触媒の製造方法。
請求項(抜粋):
モリブデン塩、バナジウム塩、及びタングステン塩を90°C以上の水に溶解させる段階と、前記段階から得られた水溶液の温度を60〜80°Cに低め、該水溶液に金属Aの塩及び金属Bの塩またはこれらの金属塩の水溶液を、下記化学式(1)に表示された金属成分の塩の総重量に対して水の総重量が1:0.8〜5の比率となるように投入して触媒懸濁液を製造する段階と、前記段階の懸濁液と担体とを混合した後乾燥させたり前記懸濁液を乾燥させた後粉末化してこれを担体に被覆する段階とを含む化学式(1)の触媒成分を有するアクロレイン酸化用担体状触媒の製造方法。Moa Wb Vc Ad Be Ox (1)(上記式において、Aは鉄、銅、ビスマス、クロム、錫、アンチモン、ニッケル、コバルト、マンガン、セリウム及びタリウムからなる群より選択された1種以上の元素、Bはアルカリ金属及びアルカリ土金属からなる群より選択された1種以上の元素であり、a、b、c、d、e及びxはそれぞれMo、W、V、A、B及びOの原子比率を示し、a=10のとき、b=1.5乃至4、c=1乃至5、d=1乃至4、e=0乃至2、xは他の元素の酸化状態によって定められる数値である。)
IPC (5件):
B01J 23/30 ,  B01J 23/34 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 51/25 ,  C07C 57/055
FI (5件):
B01J 23/30 Z ,  B01J 23/34 Z ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 51/25 ,  C07C 57/055 A
Fターム (51件):
4G069AA01 ,  4G069AA03 ,  4G069AA08 ,  4G069AA15 ,  4G069BA03B ,  4G069BB06A ,  4G069BB06B ,  4G069BC01A ,  4G069BC08A ,  4G069BC12B ,  4G069BC19A ,  4G069BC22A ,  4G069BC25A ,  4G069BC26A ,  4G069BC31A ,  4G069BC43A ,  4G069BC54A ,  4G069BC54B ,  4G069BC58A ,  4G069BC59A ,  4G069BC59B ,  4G069BC60A ,  4G069BC60B ,  4G069BC66A ,  4G069BC67A ,  4G069BC68A ,  4G069CB10 ,  4G069DA05 ,  4G069EA01X ,  4G069EA01Y ,  4G069FB06 ,  4G069FB61 ,  4G069GA06 ,  4H006AC46 ,  4H006BA02 ,  4H006BA05 ,  4H006BA06 ,  4H006BA08 ,  4H006BA09 ,  4H006BA11 ,  4H006BA12 ,  4H006BA13 ,  4H006BA14 ,  4H006BA16 ,  4H006BA19 ,  4H006BA20 ,  4H006BA21 ,  4H006BE30 ,  4H006BS10 ,  4H039CA65 ,  4H039CC30
引用特許:
審査官引用 (4件)
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