特許
J-GLOBAL ID:200903024043290870

Nb3Sn超電導線材の製造方法およびそのための前駆体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  菅河 忠志 ,  二口 治 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-033349
公開番号(公開出願番号):特開2007-214002
出願日: 2006年02月10日
公開日(公表日): 2007年08月23日
要約:
【課題】臨界電流密度を良好に維持したままn値を更に向上することができ、NMR分析装置等で用いる超電導マグネットへの用途適用を可能にできるNb3Sn超電導線材を製造するための前駆体の構成を提供する。【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体の構成は、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金からなるフィラメントが配置され、更にその外周に拡散バリア層と安定化銅層を有するモノエレメント線材であって、減面加工後の最終形状における前記NbまたはNb基合金フィラメントの平均直径が5〜30μmに設定され、且つ前記SnまたはSn基合金芯の最近傍に存在する複数本のNbまたはNb基合金フィラメントと、前記SnまたはSn基合金芯との平均距離が100μm以下となるように設定されたものである。【選択図】図5
請求項(抜粋):
内部Sn法によってNb3Sn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材製造用前駆体において、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金からなるフィラメントが配置され、更にその外周に拡散バリア層と安定化銅層を有するモノエレメント線材であって、減面加工後の最終形状における前記NbまたはNb基合金フィラメントの平均直径が5〜30μmに設定され、且つ前記SnまたはSn基合金芯の最近傍に存在する複数本のNbまたはNb基合金フィラメントと、前記SnまたはSn基合金芯との平均距離が100μm以下となるように設定されたものであることを特徴とするNb3Sn超電導線材製造用前駆体。
IPC (4件):
H01B 13/00 ,  H01B 12/10 ,  C22F 1/00 ,  H01F 6/06
FI (12件):
H01B13/00 565F ,  H01B12/10 ,  C22F1/00 D ,  C22F1/00 625 ,  C22F1/00 627 ,  C22F1/00 661A ,  C22F1/00 685Z ,  C22F1/00 686Z ,  C22F1/00 691B ,  C22F1/00 691C ,  C22F1/00 694A ,  H01F5/08 N
Fターム (9件):
5G321AA11 ,  5G321BA03 ,  5G321CA09 ,  5G321CA39 ,  5G321CA41 ,  5G321DA03 ,  5G321DA05 ,  5G321DC11 ,  5G321DC33
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭49-114389号公報 特許請求の範囲等
  • 特許第327395号公報 特許請求の範囲等
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-298914
  • 特開昭49-114389
  • Nb3Sn超伝導ワイヤにおける臨界密度の改善
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2006-554261   出願人:オックスフォードスーパーコンダクティングテクノロジー
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