特許
J-GLOBAL ID:200903024047395862

沈埋函接続法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 雅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-320794
公開番号(公開出願番号):特開平11-152763
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 沈埋トンネルの終端の沈埋函の最終接続を、沈埋函の沈設連結と共通の設備を使用して行う。【解決手段】 他の多数の沈埋函と略同様の大きさに形成された終端用沈埋函10、10、接続用沈埋函20を用いる。終端用沈埋函10は、最終接続側の接続端面10Eを上向に傾斜して形成し、接続用沈埋函20は、両側の接続端面20E、20Eを下向に傾斜して形成する。終端用沈埋函10の接続端面10Eの外周側部分に、可撓性を有する袋状の間隙閉鎖部材14を環状に固定しておく。接続用沈埋函20を、終端用沈埋函10、10の間に挿入するようにして沈設し、接続端面10E、20Eを対向させる。間隙閉鎖部材14、14を内部にモルタル31を注入して膨脹させ、接続端面10E、20Eの間隙を間隙閉鎖部材14、14により閉鎖し、内周側を排水して、水圧により間隙閉鎖部材14と接続端面20Eとを密着させて止水する。
請求項(抜粋):
多数の沈埋函を沈設連結して施工された沈埋トンネルの終端の沈埋函を、反対側に施工された沈埋トンネルあるいは立坑と接続する沈埋函最終接続法において、前記終端の沈埋函を、最終接続側の接続端面が上向に傾斜して前記多数の沈埋函と略同様の大きさに形成された終端用沈埋函をもって構成し、前記終端用沈埋函の前記接続端面には、可撓性を有する袋状の間隙閉鎖部材を環状に固定しておき、接続端面が下向に傾斜して前記多数の沈埋函と略同様の大きさに形成された接続用沈埋函を、前記終端用沈埋函と接続端面を相互に対向させるようにして沈設し、前記間隙閉鎖部材を内部にモルタルを注入して膨脹させ、前記終端用沈埋函と前記接続用沈埋函との間隙を前記間隙閉鎖部材により閉鎖し、前記間隙閉鎖部材の内周側を排水して水圧により前記間隙閉鎖部材と前記接続端面とを密着させて止水することを特徴とする沈埋函最終接続法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 沈埋函最終接続方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-086259   出願人:五洋建設株式会社
  • 特開昭49-057646

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