特許
J-GLOBAL ID:200903024086064563
歯車の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-350015
公開番号(公開出願番号):特開2001-165279
出願日: 1999年12月09日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】従来の歯車の製造方法よりも優れた歯車製造方法を提供すること。【解決手段】本発明の歯車の製造方法は、鉄系材料からなる歯車粗材を機械加工して歯車を形成する機械加工工程と、その歯車の歯面を加熱して、A1変態点以上の温度に保持して前記鉄系材料の組織をオーステナイト化するオーステナイト化工程と、その歯面の温度を前記鉄系材料のベイナイト化が進行する第1所定温度範囲内の温度となるようにその歯面の温度を制御して、少なくともその歯面の一部をベイナイト化させるベイナイト化工程と、その歯面に窒化処理を行う窒化工程とからなることを特徴とする。つまり、本発明の歯車の製造方法は、歯車全体ではなく強度が必要な歯面部分のみを加熱して歯面の強化処理であるベイナイト化処理を行っているので、ベイナイト化にともなう歯車への歪みが最小限に抑えられる。
請求項(抜粋):
鉄系材料からなる歯車粗材を機械加工して歯車を形成する機械加工工程と、前記歯車の歯面を加熱して、A1変態点以上の温度に保持して前記鉄系材料の組織をオーステナイト化するオーステナイト化工程と、前記歯面の温度を前記鉄系材料のベイナイト化が進行する第1所定温度範囲内の温度となるように該歯面の温度を制御して、少なくとも該歯面の一部をベイナイト化させるベイナイト化工程と、前記歯面に窒化処理を行う窒化工程とからなることを特徴とする歯車の製造方法。
IPC (6件):
F16H 55/06
, C21D 1/06
, C21D 1/42
, C21D 6/00
, C21D 9/32
, F16H 55/17
FI (6件):
F16H 55/06
, C21D 1/06 A
, C21D 1/42 B
, C21D 6/00 Y
, C21D 9/32 A
, F16H 55/17 Z
Fターム (10件):
3J030AC10
, 3J030BC02
, 3J030BC03
, 4K042AA18
, 4K042BA10
, 4K042DA04
, 4K042DB01
, 4K042DC05
, 4K042DD05
, 4K042DF02
引用特許:
審査官引用 (6件)
-
高強度歯車
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-333412
出願人:株式会社神戸製鋼所, 日産自動車株式会社
-
歯 車
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-316768
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
特開昭57-098675
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