特許
J-GLOBAL ID:200903024107464915

ガスタ-ビンエンジン用の空気シ-ル、シ-ルシステムおよびガスタ-ビンエンジン用の空気シ-ルの形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-360514
公開番号(公開出願番号):特開2000-186574
出願日: 1999年12月20日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】大量のシール材料がシールから剥離する状態で、発火する恐れの少ないシールを提供する。【解決手段】 シールは、シール基盤30および溶射された金属接着層36を備えており、金属接着層36は、シール基盤30の少なくとも一部に施されている。金属接着層36は、好ましくは、溶射されたニッケルおよびアルミニウム、それぞれ1wt.%以下の鉄、銅、亜鉛、マンガンおよびマグネシウム、を含んでいる。シールはさらに摩耗層38を備えており、このシール層は金属接着層36に施されている。シール層は、金属基質となるアルミニウム粉末およびシリコン粉末が溶射され、基質に埋め込まれるポリマー、例えばメタクリル酸メチルの充填材粒子、がこれと同時に堆積されたものである。充填材粒子によって、非常に大量のシール材料がシールから剥離する状態での発火性が低くなる。
請求項(抜粋):
過度な量のシール材料がシールから剥離するような運転状態で、爆燃が生じる可能性が低減されたガスタービンエンジン用の空気シールであって、シール基盤と、溶射されたニッケル粉末およびアルミニウム粉末からなるとともに前記シール基盤の少なくとも一部に施されている溶射された金属接着層と、前記金属接着層に施された摩耗性シール層と、を備えており、前記摩耗性シール層は、金属基質を構成している溶射されたアルミニウム粉末およびシリコン粉末と、前記金属基質に埋め込まれている同時堆積された充填材粒子と、からなり、前記充填材粒子は、ポリエステル粒子よりも発火性が低い材料からなることを特徴とする空気シール。
IPC (2件):
F02C 7/28 ,  F16J 15/40
FI (2件):
F02C 7/28 E ,  F16J 15/40 Z
引用特許:
審査官引用 (10件)
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