特許
J-GLOBAL ID:200903024220275320

沸騰冷却装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-326251
公開番号(公開出願番号):特開平10-173115
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 沸騰伝熱面と低沸点冷媒の間の沸騰熱伝達を向上させると共に、沸騰部での気泡と凝縮液の干渉及び凝縮部での蒸気と凝縮液の干渉を防ぐ。【解決手段】 沸騰冷却装置の沸騰部2、ヘッダータンク3及び凝縮部5内に、冷媒流路構成部材13を設け、さらに沸騰伝熱面にピッチが0.12mm〜1.2mm,幅が0.06〜0.6mm,高さが0.1mm〜1.0mmの微細なフィン19を設ける。
請求項(抜粋):
外壁に被冷却体が取り付けられ、内部は中空で冷媒が封入されている沸騰部と、この沸騰部内の中空流路とヘッダータンクを介して連通し他端が閉塞されている凝縮部からなり、前記被冷却体の発熱損失を前記沸騰部での冷媒の沸騰気化及び前記凝縮部での冷媒蒸気の凝縮液化にて放熱する沸騰冷却装置において、前記沸騰部内に、冷媒から発生した気泡を前記凝縮部に導く第1の流路と、前記凝縮部で液化した冷媒を前記沸騰部に戻す第2の流路と、前記第1及び第2の流路が下部で互いに連通する第1の空間を、前記被冷却体が取り付けられる外壁面と平行に設置した冷媒流路構成部材により設け、前記ヘッダータンク内に、冷媒から発生した気泡を前記凝縮部に導く第3の流路と、前記凝縮部で液化した冷媒を沸騰部に戻す第4の流路を形成する冷媒流路構成部材を設け、第1の流路と第3の流路、第2の流路と第4の流路を連通させたことを特徴とする沸騰冷却装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-292847
  • 特開昭60-119799
  • 半導体素子用沸騰冷却器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-270696   出願人:株式会社東芝

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