特許
J-GLOBAL ID:200903024237596104

クラッチのトルク点学習方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-085289
公開番号(公開出願番号):特開2002-286056
出願日: 2001年03月23日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 湿式多板クラッチにおけるトルク点学習を可能にする。【解決手段】 エンジンから変速機に至る途中に流体継手と湿式摩擦クラッチとを直列に設け、湿式摩擦クラッチに供給される作動流体圧をECUから出力されるデューティパルスに応じて変化させ、これによりクラッチの断接状態を制御する車両の動力伝達装置において、クラッチが断状態から接続されていくときに最初に所定トルクを伝達するトルク点をECUに学習する際に、クラッチの入力側回転数Ntとエンジン回転数Neとを検出しつつクラッチを徐々に接していき、その過程でクラッチの入力側回転数Ntがエンジン回転数Neに対し所定回転数Nm以上落ち込んだとき、そのときのディーティ比の値を一旦ECUに取り込み、補正してからトルク点学習値Dmとして学習する。
請求項(抜粋):
エンジンから変速機に至る動力伝達経路の途中であって、その上流側に流体継手を、下流側に湿式摩擦クラッチをそれぞれ直列に設け、上記湿式摩擦クラッチに作動流体圧を供給するための流体圧供給装置を設け、該流体圧供給装置から供給される流体圧を、電子コントロールユニットから出力されるデューティパルスのデューティ比に応じて変化させ、これにより上記湿式摩擦クラッチの断接状態を制御するようにした車両の動力伝達装置において、上記湿式摩擦クラッチが断状態から接続されていくときに最初に所定トルクを伝達するトルク点を上記電子コントロールユニットに学習する際に、上記湿式摩擦クラッチの入力側の回転数と、上記エンジンの回転数とをそれぞれ検出しつつ、上記デューティ比を変化させていって上記湿式摩擦クラッチを断状態から徐々に接していき、その過程で上記湿式摩擦クラッチの入力側の回転数が上記エンジン回転数に対し所定回転数以上落ち込んだとき、そのときの上記ディーティ比の値を上記電子コントロールユニットに一旦取り込み、補正して、補正後の値をトルク点として学習することを特徴とするクラッチのトルク点学習方法。
IPC (8件):
F16D 48/02 ,  F16H 61/04 ,  F16H 59:04 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:46 ,  F16H 59:54 ,  F16H 59:72
FI (8件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:04 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:46 ,  F16H 59:54 ,  F16H 59:72 ,  F16D 25/14 640 K
Fターム (45件):
3J057AA03 ,  3J057BB04 ,  3J057EE09 ,  3J057GA66 ,  3J057GA68 ,  3J057GB02 ,  3J057GB13 ,  3J057GB22 ,  3J057GB23 ,  3J057GB26 ,  3J057GB30 ,  3J057GB36 ,  3J057GB40 ,  3J057GE01 ,  3J057GE08 ,  3J057GE11 ,  3J057GE13 ,  3J057HH01 ,  3J057JJ01 ,  3J552MA01 ,  3J552MA12 ,  3J552MA17 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA02 ,  3J552PA20 ,  3J552PA54 ,  3J552QB04 ,  3J552RA02 ,  3J552RB03 ,  3J552SA18 ,  3J552SB05 ,  3J552TA11 ,  3J552TB01 ,  3J552VA07W ,  3J552VA32W ,  3J552VA47W ,  3J552VA63W ,  3J552VA65Z ,  3J552VA68W ,  3J552VA74Z ,  3J552VB01W ,  3J552VB10W ,  3J552VC01W ,  3J552VD11W
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-249839
  • 自動変速機のクリープ防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-194639   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開平1-224549
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