特許
J-GLOBAL ID:200903024268434242

配管継手装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-107792
公開番号(公開出願番号):特開2005-036792
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年02月10日
要約:
【課題】 配管とスリーブの圧接部がテーパ形状の場合、第1受圧座面に加えられる締付荷重により第1受圧座面側においてスリーブが拡径する。スリーブと固定ネジ部材の隙間はスリーブの傾斜防止のために微少であるため、スリーブの拡径部が固定ネジ部材に圧接し、スリーブの下側に荷重が伝わらなくなる。【解決手段】 配管6、7が接続される側のスリーブ24の外周の全周に削除部Aを設けて、第1受圧座面35の周囲におけるスリーブ24と固定ネジ部材23の間にスリーブ24の拡径を許容する口元変形許容隙間αを設ける。これにより、第1受圧座面35が拡径しても、スリーブ24の拡径部が固定ネジ部材23に圧接しないため、軸方向の締付荷重を第2先細テーパ部36へ確実に伝えることができ、第1シール部38と第2シール部39を確実に形成できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内外を連通させる本体通路孔を有する本体と、 前記本体通路孔の周りを囲む状態で前記本体に接合され、外周面に雄ネジが形成された略筒状を呈する固定ネジ部材と、 この固定ネジ部材の内側で傾斜が阻止されるように前記固定ネジ部材の内周面との間に傾斜防止隙間を介して挿入されるスリーブとを具備し、 配管に係止した状態で回転可能な配管締結ネジ部材の内周面に形成された雌ネジを前記雄ネジに螺合することで、 前記配管の管内通路が、前記スリーブの中心に形成されたスリーブ通路孔を介して前記本体通路孔と連通するとともに、 前記配管の先端に形成された第1先細テーパ部が、前記スリーブの一端に形成された第1受圧座面に押し付けられて第1シール部を形成し、 前記スリーブの他端に形成された第2先細テーパ部が、前記本体通路孔の開口部に形成された第2受圧座面に押し付けられて第2シール部を形成する配管継手装置において、 前記第1受圧座面の周囲における前記スリーブと前記固定ネジ部材の間には、 前記傾斜防止隙間より大きく、 前記配管から前記第1受圧座面に加えられる締付荷重による前記スリーブの拡径変形を許容する口元変形許容隙間が設けられることを特徴とする配管継手装置。
IPC (2件):
F02M55/02 ,  F16L41/03
FI (4件):
F02M55/02 330C ,  F02M55/02 350F ,  F02M55/02 350H ,  F16L41/02 A
Fターム (12件):
3G066AA07 ,  3G066AC09 ,  3G066AD04 ,  3G066BA36 ,  3G066CB03 ,  3G066CD04 ,  3G066CD10 ,  3G066CD14 ,  3G066CD30 ,  3H019BA43 ,  3H019BB01 ,  3H019BD05
引用特許:
出願人引用 (3件)

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