特許
J-GLOBAL ID:200903024281819536

気圧式倍力装置の圧力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-055053
公開番号(公開出願番号):特開平8-225072
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 気圧式倍力装置における圧力センサの故障診断を的確かつ速やかに行う。【構成】 倍力装置本体1内の作動圧室に通じる蓄圧室2とポンプ・モータ4とを接続する空気回路に、常開の電磁切換弁11を備えた大気開放管9と、下限設定圧を下回った時にオン作動しかつ上限設定圧より上回った時にオフ作動する圧力スイッチ13と、下限設定圧より低い圧力を下回った時にオン作動する圧力スイッチ14とを接続し、制御装置15によりイグニションスイッチ17のオンと同時に電磁切換弁11を閉じて昇圧し、この昇圧過程で前記圧力スイッチ13が所定時間内で作動しない場合に、圧力スイッチ13の上限作動が異常と判断し、ブレーキ操作に応じた蓄圧室2内の圧力降下に際し、圧力スイッチ13が作動しないで圧力スイッチ14が作動した場合に、圧力スイッチ13の下限作動が異常と判断する。
請求項(抜粋):
圧縮空気源から供給された圧縮空気を蓄える蓄圧室を備え、該蓄圧室内の圧縮空気を倍力装置本体の作動圧室内に導入して、定圧室との差圧により所定の推力を発生させるようにした気圧式倍力装置において、前記蓄圧室内の圧力が下限設定値を下回った時または上限設定値を上回った時に作動する第1の圧力スイッチと、前記蓄圧室内の圧力が前記下限設定値より低い所定圧力を下回った時に作動する第2の圧力スイッチと、前記蓄圧室を大気に連通遮断する電磁切換弁と、異常を警告する警告手段と、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第1の圧力センサの信号に基いて前記蓄圧室内の圧力が前記下限設定値と上限設定値との範囲に入るように前記圧縮空気源の作動を制御する空気制御部と、電源のオフ時には前記電磁切換弁を大気に開放し、電源のオン時には前記電磁切換弁の大気開放を遮断する弁制御部と、前記第1の圧力スイッチが所定時間内でオフ作動しない時、または前記第1の圧力スイッチがオフ作動のまゝで前記第2の圧力スイッチがオン作動した時に第1の圧力スイッチが故障したと判断し前記警告手段を作動させる故障診断部とを備えていることを特徴とする気圧式倍力装置の圧力制御装置。
IPC (2件):
B60T 13/52 ,  B60T 13/40
FI (2件):
B60T 13/52 Z ,  B60T 13/40 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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