特許
J-GLOBAL ID:200903024293487938

分散ファイルの同期方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-239853
公開番号(公開出願番号):特開平10-063557
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 ファイルの同期化時にファイル名の変更等に対して無駄なデータ転送を発生しないとともに、センタ側のみでのファイルの保管を可能とする。【解決手段】 拡張ファイル管理テーブル16,26は、ファイル実体を識別子で識別し、ファイル実体の状態として新規,内容変更,パス名変更,削除,保管等を管理する。拡張ファイル操作手段15,25は、上位プログラム11,21からのファイル操作指示を検出し、ファイル14,24の状態変化を拡張ファイル管理テーブル16,26に反映する。同期クライアント17および同期サーバ27は、センタコンピュータ1およびローカルコンピュータ2の拡張ファイル管理テーブル16,26の内容を通信手段18,28を通して入手して比較し、相互のファイル14,24の状態変更を同期させるための処理を決定し、必要なだけのデータ交換を通信手段18,28を通して実行する。
請求項(抜粋):
ファイルの集合全体を管理するセンタコンピュータと、このセンタコンピュータと間欠的に接続され一部分のファイルのコピーを分散して持つローカルコンピュータとからなり、前記センタコンピュータおよび前記ローカルコンピュータ上にスタンドアロン用のファイル操作手段とファイル管理テーブルとを備え、前記センタコンピュータおよび前記ローカルコンピュータのそれぞれでファイルの生成,更新および削除を非同期に行うコンピュータシステムにおいて、ファイル実体の一つ一つを識別するために識別子を付け、そのファイル実体の状態として新規,内容変更,パス名変更,削除,保管等を管理する拡張ファイル管理テーブルと、上位プログラムからのファイル操作指示を検出し、ファイルの状態変化を前記拡張ファイル管理テーブルに反映する拡張ファイル操作手段と、前記センタコンピュータと前記ローカルコンピュータとを接続する通信手段と、前記センタコンピュータおよび前記ローカルコンピュータの前記拡張ファイル管理テーブルの内容を前記通信手段を通して入手して比較し、相互のファイルの状態変更を同期させるための処理を決定し、必要なだけのデータ交換を前記通信手段を通して実行する同期処理手段とを有することを特徴とする分散ファイルの同期方式。
IPC (2件):
G06F 12/00 545 ,  G06F 12/00 533
FI (2件):
G06F 12/00 545 A ,  G06F 12/00 533 J
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る