特許
J-GLOBAL ID:200903024315605875

モノアザジエン金属錯体をベースにした触媒系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-195106
公開番号(公開出願番号):特開平11-035615
出願日: 1998年06月26日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 入手の容易さ、外部の影響に対する敏感性がないこと、および取り扱いが容易な新規メタロセン触媒系の提供。【解決手段】 本発明は式【化1】のモノアザジエン金属錯体、および該金属錯体を賦活するのに適した共触媒をベースにした触媒系、および不飽和化合物の重合、特にオレフィンおよび/またはジエンの重合および共重合に対する該触媒系の使用に関する。
請求項(抜粋):
(a)式【化1】但し式中Mは周期律表[N.N.Greenwood,A.Earnshaw,Chemie der Elemente,VCH 1990]のIIIb族、IVb族、Vb族、VIb族またはランタニドまたはアクチニドから成る群から選ばれる金属であり、Aは随時1個の架橋または多数の架橋をもった陰イオン性の配位子を意味し、R1、R2、R3、R4、R5は同一または相異なることができ、水素、シアノ基、ハロゲン、C1〜C20アルキル基、C1〜C10フルオロアルキル基、C6〜C10フルオロアリール基、C1〜C10アルコキシ基、C6〜C20アリール基、C6〜C10アリーロキシ基、C2〜C10アルケニル基、C7〜C40アリールアルキル基、C7〜C40アルキルアリール基、C8〜C40アリールアルケニル基、C2〜C10アルキニル基、随時C1〜C10炭化水素基で置換されたシリル基を表すか、またはR1、R2、R3、R4、R5はそれぞれの場合それを結合している原子と一緒になって1個またはそれ以上の脂肪族または芳香族の環系をつくり、該環は1個またはそれ以上のヘテロ原子(O、N、S)を含むことができ、且つ5〜10個の炭素原子を有していることができ、Lは中性の配位子を意味し、nは0〜10の数であり、mは0、1、2、3または4を意味し、kは1、2または3であり、且つm+kの和はMの酸化数の関数として1〜5である、のモノアザジエン金属錯体、および(b)金属錯体(a)を賦活するのに適した共触媒から成り、成分(a)対成分(b)のモル比は1:0.1〜1:10 000、好ましくは1:1〜1:1000の間にあることを特徴とする触媒系。
IPC (2件):
C08F 4/605 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/605 ,  C08F 10/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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