特許
J-GLOBAL ID:200903024375363293

ディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-342964
公開番号(公開出願番号):特開平10-184343
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】フィルタ上流側の排気経路の圧力に基づいてフィルタ再生時期を決定するディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置の動作信頼性の向上を実現する。【解決手段】エンジン駆動中におけるフィルタ上流側の排気圧力に基づいてパティキュレ-ト捕集量を検出し、それが所定レベルに達した時、フィルタ再生時期の到来を報知する。本発明では特に、エンジン駆動中におけるフィルタ上流側の排気圧力が異常な検出圧力異常状態を検出し、これを検出した場合に警報する(S208、S210)。このようにすれば、フィルタ上流側の排気圧力をフィルタ上流側の排気経路から圧力センサへ導入する圧力ホースの老朽化による破損や、エンジン振動などによるこの圧力ホースの外れや緩みや、圧力センサの故障などの異常事態が生じても、それを警報することができるので、このような事態の発生にかかわらず、フィルタの溶損やクラックを防止して、装置の動作信頼性の向上を実現するとができる。
請求項(抜粋):
ディ-ゼルエンジンの排気経路に配設されたフィルタと、前記エンジンの駆動を検出するエンジン駆動検出手段と、前記フィルタの上流側の圧力を検出する圧力検出手段と、前記エンジン駆動中における前記圧力を含む情報に基づいて前記フィルタのパティキュレ-ト捕集量を推定する捕集量推定手段と、前記フィルタの加熱により前記フィルタに捕集されたパティキュレ-トを燃焼させる電熱手段と、前記フィルタに再生用空気を導入する給気手段と、推定された前記捕集量が所定レベルに達した場合に再生時期の到来を報知する再生時期判別手段と、前記報知に基づいて発せられるフィルタ再生指令の入力に基づいて前記電熱手段及び給気手段を制御して前記フィルタの再生を実行する再生制御手段とを備えるディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置において、前記エンジン駆動中における前記圧力が大気圧に近い所定のしきい値圧力以下である検出圧力異常状態であるかどうかを判別する排気圧異常検出手段と、前記検出圧力異常状態を判別した場合に、それを警報する排気圧異常低下警報手段と、を備えることを特徴とするディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置。
IPC (6件):
F01N 3/18 ZAB ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 3/02 321 ,  F01N 3/02 341 ,  F02B 77/08 ,  F02B 77/08 ZAB
FI (6件):
F01N 3/18 ZAB C ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 3/02 321 K ,  F01N 3/02 341 M ,  F02B 77/08 F ,  F02B 77/08 ZAB K
引用特許:
審査官引用 (4件)
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