特許
J-GLOBAL ID:200903024375579504

地下構造物用蓋の開閉反転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西沢 茂稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-036307
公開番号(公開出願番号):特開2000-234345
出願日: 1999年02月15日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 蓋が枠に載置すると自動的に係合鉤と枠の突出部とが正しく係合し、その係合解除のための水平回転が容易であり、ヒンジ機構も、前記水平回転の際に昇降子にむりな力がかからない、蓋の開閉反転装置を提供する。【解決手段】 ?@ 枠25の突出部26の上面に傾斜面37を形成し、傾斜面37の下端に貫通孔38を設け、蓋21が正しく枠25に載置されたときに貫通孔38に挿入可能な突部43を蓋21の縁部下面に設ける。?A 係合鉤23のフック部22の片方側面を横方向の傾斜面44とし、係合鉤23と係合する枠25の突出部26に突部39を設け、蓋21を持ち上げると傾斜面44が突部39に当接し、蓋を回転させると、突部39が傾斜面44を押すことを可能とする。?B ヒンジ機構において、蓋の係合鉤23の吊るし位置に対称の位置の縁部下面に昇降子30の軸腕31を支えるための有溝突部29を設け、有溝突部の溝28の高さを昇降子の軸腕31が傾斜可能の高さとする。
請求項(抜粋):
地下構造物の枠に蓋を載置し、枠の内壁面に設けた突出部と蓋の縁部に揺動自在に吊るした係合鉤のフックとを係合させ、蓋を水平回動させることにより前記フックと突出部との係合を解除して蓋の縁部の持ち上げを可能とする施錠装置を備え、前記係合鉤と突出部との対称の位置にヒンジ機構を備え、蓋を180度反転させることの出来る地下構造物において,?@ 前記施錠装置の枠の突出部、または、それと別個に枠の内壁に設けた突出部の上面に傾斜下降する傾斜面を形成し、その傾斜面の下端に貫通孔または凹部を設け、一方蓋の縁部下面には、蓋が正しく枠に載置されたときには前記貫通孔または凹部に挿入可能で、正しく載置されてないときには前記傾斜面に当たる突部を設けてなり、?A 前記係合鉤の突出するフック部の片方側面を横方向の傾斜面とし、枠の前記突出部の下方に突部を設けてなり、該突部が、蓋の縁部を持ち上げると、突出部に係合した係合鉤の前記傾斜面に当接し、蓋の水平回動時に前記傾斜面をスライドして係合鉤を押すことを可能とし、?B 前記ヒンジ機構において、前記蓋の係合鉤の吊るし位置に対称の位置の縁部下面に、昇降子の軸腕を支承するための有溝突部を設け、該有溝突部の溝の高さを、前記開錠のための蓋の水平回動時に、前記昇降子の軸腕の有溝突部の溝野中での傾斜を可能ならしめるに充分な高さとしてなることを特徴とする地下構造物。
Fターム (2件):
2D047BB02 ,  2D047BB07
引用特許:
審査官引用 (3件)

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