特許

J-GLOBAL ID：200903024420135701

積層二軸配向ポリエステルフィルム

発明者： 小林 家康 ,  大澤 利文
出願人/特許権者： 帝人株式会社
代理人 (1件)： 前田 純博
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-123260
公開番号（公開出願番号）：特開平11-314333
出願日： 1998年05月06日
公開日（公表日）： 1999年11月16日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 フィルムの巻き取り性、ハンドリング性に優れ、かつ高密度磁気記録媒体としてのベースフィルムとして用いたときに優れた電磁変換特性を付与する積層二軸配向ポリエステルフィルムを提供する。【解決手段】 ポリエステルA,B層を積層してなり、?@A層には、滑剤I,IIを含有し、滑剤Iの平均粒径が0.2μm以上0.4μm未満、滑剤Iと滑剤IIの平均粒径の差が0.1〜0.3μm、滑剤Iの含有量が0.1〜0.4重量%、滑剤IIの含有量が0.1〜0.8重量%、?AB層には、平均粒径0.05〜0.2μm、含有量0.005〜0.1重量%の滑剤を含有し、?BA層の表面粗さWRaが2〜6nm、全突起数が1×104ケ/mm2 以上、累積突起数が30ケ/mm2 における突起高さが20〜50nm、ポリエステルB層の上記WRaが0.5〜2nm、上記突起高さが20nm以下とする。

請求項（抜粋）：

ポリエステルB層の上にポリエステルA層を積層してなり、下記?@〜?Cの要件を満たす積層二軸配向ポリエステルフィルム。?@ポリエステルA層には、平均粒径の異なる少なくとも2種の滑剤I,IIを含有し、滑剤Iの平均粒径(DI )が0.2μm以上0.4μm未満であり、滑剤Iの平均粒径(D1 )と滑剤IIの平均粒径(D2 )の差(D1 -D2 )が0.1〜0.3μm、滑剤Iの含有量が0.1〜0.4重量%、滑剤IIの含有量が0.1〜0.8重量%である。?AポリエステルB層には、平均粒径0.05〜0.2μm、含有量0.005〜0.1重量%の滑剤を含有する。?BポリエステルA層の表面粗さWRaが2〜6nm、全突起数が1×104 ケ/mm2 以上、累積突起数が30ケ/mm2 における突起高さが20〜50nm、ポリエステルB層の表面粗さWRaが0.5〜2nm、累積突起数が30ケ/mm2 における突起高さが20nm以下である。?Cフィルム摩擦係数が0.5以下である。

IPC (7件)：

B32B 27/36 ,  B29C 55/12 ,  C08K 7/18 ,  C08L 67/02 ,  B29K 67:00 ,  B29L 7:00 ,  B29L 9:00

FI (4件)：

B32B 27/36 ,  B29C 55/12 ,  C08K 7/18 ,  C08L 67/02

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 積層フイルム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-018694   出願人：帝人株式会社