特許
J-GLOBAL ID:200903024437136345

エアバッグ装置及びその折り畳み方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-234710
公開番号(公開出願番号):特開平10-310015
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】複雑な手段を作用することなく、メインバッグの全体としての膨張展開速度を確保しつつ、メインバッグの所定方向特に後方への膨張展開速度を抑制して乗員へのソフトな接触が可能な助手席用エアバッグ装置を提供する。【解決手段】インナバッグ22から吹き出したガスは、ケース4内のバッグ膨張展開用の開口に近接する側に折り畳まれるメインバッグ21の第1部分21aにまず吹き込まれ、これにより第1部分21aがケース4から助手席前方空間に飛び出す。その後、膨張展開したメインバッグ21の第1部分21aのガスがメインバッグ21の第2部分21bに流入し、第2部分21bが膨張展開する。この時、第1部分21aから第2部分21bへ吹き込むガス流の方向は、第1部分21aの膨張展開方向(ケースを起点としてそれから遠ざかる方向)とは少なくとも所定角度だけ異なる方向(一般に第1部分21aの所定位置からこの位置に対して遠ざかる方向)となり、この結果、メインバッグ21の後方への膨張展開速度が抑制される。
請求項(抜粋):
車両衝突時にガスを発生するガス発生手段を含んで車両の座席前方に固定されるケースと、一部が前記ケースに保持されて前記ケース内に折り畳まれる袋状のエアバッグとを備え、前記ガスの流入による膨張展開後の前記エアバッグの先端面は乗員に接面して前記乗員の衝撃を緩和する乗員拘束面を構成するエアバッグ装置において、前記乗員拘束面の上部は、その下部と同時かまたはそれよりも先行して膨張展開することを特徴とするエアバッグ装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 助手席用エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-042188   出願人:東洋ゴム工業株式会社
  • エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-115666   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開平4-283145
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