特許
J-GLOBAL ID:200903024441085011

溶液製膜方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-057831
公開番号(公開出願番号):特開2005-246693
出願日: 2004年03月02日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
【課題】 フィルムを延伸した後に緩和処理を行い、光学等方性に優れるフィルムを得る。【解決手段】 TACとジクロロメタン系混合溶媒とからドープを得る。ドープを流延ダイから支持体上に流延して流延膜を形成した後に軟性膜36として剥ぎ取る。軟性膜36をテンタ式乾燥機43へ搬送する。予熱部51aで膜面温度を63°Cとする。縦弾性係数が57MPaのときに延伸部51bで延伸を開始する。軟性膜36の幅が最大延伸幅L2になると延伸を終了する。直ちに緩和部51cで緩和を行う。緩和開始時の縦弾性係数を71MPaとする。軟性膜36の緩和を行い、軟性膜36に付与された張力を緩和してポリマーの配向を制御する。緩和終了後の縦弾性係数を55MPaとする。延伸開始から緩和終了まで縦弾性係数を100MPa以下とすることにより、ポリマーの配向を適切にする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ポリマーと溶媒とを含むドープを支持体上に流延して形成される膜を前記支持体から軟性膜として剥ぎ取り、前記軟性膜の溶媒含有量が総重量基準で2重量%以上50重量%以下のときに延伸を開始し、その後に緩和を行いフィルムを得る溶液製膜方法において、 前記延伸を開始するときの前記軟性膜の縦弾性係数をE1(MPa)とし、 前記延伸を終了するときの前記軟性膜の縦弾性係数をE2(MPa)としたときに、 1000MPa≧E1、1000MPa≧E2及びE1≦E2を満たして延伸を行うことを特徴とする溶液製膜方法。
IPC (2件):
B29C55/02 ,  B29C41/24
FI (2件):
B29C55/02 ,  B29C41/24
Fターム (31件):
4F205AA01 ,  4F205AA12 ,  4F205AA13 ,  4F205AA28 ,  4F205AC05 ,  4F205AG01 ,  4F205AH73 ,  4F205GA07 ,  4F205GB02 ,  4F205GC06 ,  4F205GE24 ,  4F205GF03 ,  4F205GF24 ,  4F205GN22 ,  4F205GN29 ,  4F205GW41 ,  4F210AA01A ,  4F210AA12 ,  4F210AA13 ,  4F210AA29 ,  4F210AG01 ,  4F210AH73 ,  4F210QA02 ,  4F210QC00 ,  4F210QD02 ,  4F210QD50 ,  4F210QG01 ,  4F210QL11 ,  4F210QW12 ,  4F210RA01 ,  4F210RC09
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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