特許
J-GLOBAL ID:200903024457947587

アドレス変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-027032
公開番号(公開出願番号):特開平7-234817
出願日: 1994年02月24日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 アドレス変換部の動作の空き時間を利用して、命令実行に先行してその命令に対するアドレス変換を行い、TLBミスの発生する割合を減少させる。【構成】 任意のアドレスに対しアドレス変換を行うときに、その周辺のページに対してもアドレス変換を行うことにより、そのページに対する変換テーブルをTLB内に格納する。この結果、近い将来、その周辺ページに属する命令のアドレス変換が生じた場合にTLBミスを生じさせることなく、処理の高速化が図れる。
請求項(抜粋):
主記憶上のアドレス変換テーブルを用いてページアドレス変換方式によるアドレス変換を行う第一のアドレス変換手段と、前記アドレス変換テーブルの一部のページのテーブルが格納された変換索引緩衝機構を用いて前記第一のアドレス変換手段より高速にアドレス変換を行う第二のアドレス変換手段と、を有するコンピュータ上のアドレス変換方法において、変換対象であるアドレスが、前記変換索引緩衝機構に格納されているページに含まれる場合には、前記第二のアドレス変換手段によってアドレス変換を行う第一のアドレス変換ステップと、変換対象であるアドレスが、前記変換索引緩衝機構に格納されているページに含まれていない場合には、前記第一のアドレス変換手段が、前記主記憶上のアドレス変換テーブルから、アドレス変換に必要なページのテーブルを読み出し、この読み出したページのテーブルを用いてアドレス変換を行うとともに、その読み出したページのテーブルを前記変換索引緩衝機構に格納する第二のアドレス変換ステップと、を含み、前記第一のアドレス変換ステップまたは第二のアドレス変換ステップの後に引き続いて実行されるステップであって、前記変換対象であるアドレスが含まれるnページに隣接するn+1ページが、前記変換索引緩衝機構に格納されているか否かを検査し、この検査の結果、格納されてない場合には、前記n+1ページのテーブルを前記主記憶から読み出し、前記変換索引緩衝機構に格納する格納ステップと、を含むことを特徴とするアドレス変換方法。
IPC (2件):
G06F 12/02 570 ,  G06F 12/10
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 仮想記憶方式および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-098324   出願人:富士通株式会社
  • 特開昭57-164483
  • 特開平4-232551
審査官引用 (3件)
  • 仮想記憶方式および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-098324   出願人:富士通株式会社
  • 特開昭57-164483
  • 特開平4-232551

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