特許
J-GLOBAL ID:200903024473239622

廃棄物の乾留ガス化焼却処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-163578
公開番号(公開出願番号):特開平9-014623
出願日: 1995年06月29日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】燃焼炉の熱をボイラ装置で有効利用できる焼却処理装置を提供する。【構成】廃棄物Aを乾留して可燃性ガスを得るガス化炉1と、前記ガスを燃焼させる燃焼炉2と、前記ガスの燃焼温度を略一定に維持するようにガス化炉1への酸素供給量を調整する酸素供給手段4と、ボイラ装置3とを備える。ボイラ装置3に圧力検知手段44を設け、水蒸気圧が設定範囲になるよう、前記ガスの燃焼の設定温度を制御する設定温度制御手段52a,53aを設ける。設定温度制御手段52a,53aは、圧力検知手段44が上限の圧力を検知すると前記設定温度を第1の設定温度より低い第2の設定温度に変更する設定温度変更手段52c,53cと、圧力検知手段44が下限の圧力を検知すると前記設定温度を第1の設定温度に復帰させる設定温度復帰手段52d,53dとからなる。圧力検知手段44が設定値以上の所定圧力を検知すると作動する大気解放弁45を設ける。
請求項(抜粋):
廃棄物を収納すると共に、該廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の未乾留部を乾留して可燃性ガスを生ぜしめるガス化炉と、該ガス化炉からガス通路を介して導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉と、該燃焼炉における前記可燃性ガスの燃焼温度を検知するガス燃焼温度検知手段と、前記燃焼炉における可燃性ガスの自然燃焼が開始された後に前記ガス燃焼温度検知手段により検知される該可燃性ガスの燃焼温度を予め設定された設定温度に略一定に維持するように前記ガス化炉への酸素供給量を調整しつつ前記廃棄物の一部の燃焼及び未乾留部の乾留に必要な酸素を該ガス化炉に供給する酸素供給手段と、該燃焼炉における前記可燃性ガスの燃焼熱を熱源とするボイラ装置とを備えた乾留ガス化焼却処理装置において、前記ボイラ装置に該ボイラ装置で発生される水蒸気の圧力を検知する圧力検知手段を設けると共に、該圧力検知手段で検知される水蒸気圧が予め設定された範囲の圧力になるように、前記可燃性ガスの燃焼温度の設定温度を変更して制御する設定温度制御手段を設けてなることを特徴とする乾留ガス化焼却処理装置。
IPC (6件):
F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/16 ZAB ,  F23G 5/46 ZAB ,  F23G 5/50 ZAB ,  F23G 5/50 ,  F23G 7/12 ZAB
FI (6件):
F23G 5/027 ZAB A ,  F23G 5/16 ZAB B ,  F23G 5/46 ZAB Z ,  F23G 5/50 ZAB P ,  F23G 5/50 ZAB M ,  F23G 7/12 ZAB A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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