特許
J-GLOBAL ID:200903024479312216

コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-318703
公開番号(公開出願番号):特開平10-220666
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】雄部材と雌部材との結合後に、確認部材がその弾性により飛び出てしまうことを防ぐ。【解決手段】確認部材5は、弾性変形により拡径可能なC字形状部51、及びC字形状部51の両端部から内方に一体的に突出する一対の係止突起部52を有している。各係止突起部52は、雄部材が雌部材に結合される前の状態で窓部35の周方向端部35aと係止して確認部材5がハウジング31から軸直角方向に引き抜かれることを規制する第1係止部52aと、雄部材の挿入完了時に雄部材のリング状突部で押圧されて半径方向外方に移動してC字形状部51を拡径させる先端当接部52bと、雄部材の挿入完了時に窓部35の周方向端縁35bと係止してC字形状部51の弾性復帰力により確認部材5がハウジング31から軸直角方向に外れることを規制する傾斜第2係止部52cとをそれぞれ有する。
請求項(抜粋):
先端から所定の距離隔てた位置に遠心方向に突出するリング状突部が設けられた挿入端部をもつ筒状の雄部材と、上記挿入端部が挿入される挿入開口端、及び半径方向に貫通し互いに対向するように周方向に配設された一対の窓部を有する略円筒状のハウジングを軸方向一端側に備えた雌部材と、上記ハウジング内に挿入保持され、半径方向に弾性変形可能で上記窓部と対応する位置に配設された一対の爪部を有し、各該爪部は、上記挿入開口端から軸方向奥方に向かうにつれて半径方向内方に傾斜し、上記雄部材の挿入時に上記リング状突部が押圧摺接する傾斜内面、及び上記雄部材と上記雌部材との結合時に上記リング状突部と係止して上記雄部材の抜けを規制する係止端部をそれぞれ有する、係止部材と、上記ハウジングの外周面に軸直角方向から外装保持され、弾性変形により拡径可能なC字形状部、及び該C字形状部の両端部から内方に一体的に突出して、各上記爪部の各上記係止端部よりも上記ハウジングの軸方向奥側の位置で各上記窓部から上記ハウジング内にそれぞれ挿入される一対の係止突起部を有する、確認部材とからなり、上記確認部材の各上記係止突起部は、上記雄部材が上記雌部材に結合される前の状態で上記窓部の周方向端部と係止して上記確認部材が上記ハウジングから軸直角方向に引き抜かれることを規制する第1係止部と、上記雄部材が上記雌部材に結合される前の状態で上記雄部材の挿入時における上記リング状突部の軌跡内に位置するとともに上記雄部材の挿入完了時に上記リング状突部で押圧されて半径方向外方に移動して上記C字形状部を拡径させる先端当接部と、上記雄部材の挿入完了時に上記窓部の周方向端縁と係止して上記C字形状部の弾性復帰力により上記確認部材が上記ハウジングから軸直角方向に外れることを規制するとともに、上記雄部材の挿入完了後で上記確認部材を上記ハウジングから軸直角方向に引き抜く際に上記窓部の周方向端縁との摺接を介して上記C字形状部をさらに拡径すべく、上記ハウジングの略求心方向に向かって傾斜して延在する傾斜第2係止部とをそれぞれ有することを特徴とするコネクタ。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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