特許
J-GLOBAL ID:200903024520122771

外径微調整式ボーリングバー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-300805
公開番号(公開出願番号):特開2009-125828
出願日: 2007年11月20日
公開日(公表日): 2009年06月11日
要約:
【課題】外径微調整式ボーリングバーの構造を簡素にして小型化を図れるようにし、同時にカートリッジ固定の信頼性を高め、さらに、加工径の調整を刃先の軸方向変位を伴わずに容易に安定して行なえるようにすることを課題としている。【解決手段】工具本体2の外周の座溝8に、テーパシム3を工具軸方向スライド可能に嵌め、工具径方向の位置決めがテーパ面3aによって、工具回転方向の位置決めが座溝8の第1座面8aによってそれぞれなされる工具カートリッジ5を設け、その工具カートリッジ5を調整ボルト4で工具軸方向に動かして刃具5bの工具径方向位置を調整するようにした。また、工具カートリッジ5をクランプボルト6aで締め付けて固定し、クランプボルト6aの頭部と工具カートリッジ5との間に皿ばね6bを縮設した。【選択図】図4
請求項(抜粋):
外周に座溝(8)を設けた工具本体(2)と、前記座溝(8)に工具軸方向スライド可能に嵌めるテーパシム(3)と、前記座溝(8)の第2座面(8b)で工具径方向に位置決めした前記テーパシム(3)を工具軸方向に移動させる調整ボルト(4)と、工具径方向の位置決めを前記テーパシム(3)のテーパ面(3a)で、工具回転方向の位置決めを前記座溝(8)の第1座面(8a)でそれぞれ行なって前記座溝(8)に工具径方向スライド可能、かつ、工具軸方向移動不可に挿入する刃具(5b)を備えた工具カートリッジ(5)と、その工具カートリッジ(5)と前記テーパシム(3)を工具本体(2)に固定するクランプ手段(6)とを有し、 前記クランプ手段(6)は、クランプボルト(6a)と、このクランプボルト(6a)の頭部と前記工具カートリッジ(5)との間に縮設する皿ばね(6b)とで構成し、前記クランプボルト(6a)を、前記工具カートリッジ(5)に設けられた取り付け孔(5c)と前記テーパシム(3)に設けられた当該クランプボルト(6a)との間に工具カートリッジ(5)の工具軸方向への移動を許容する融通が形成される大きさの貫通孔(3b)にそれぞれ貫通させて工具本体(2)に螺合させた外径微調整式ボーリングバー。
IPC (1件):
B23B 29/034
FI (1件):
B23B29/034 B
Fターム (2件):
3C046LL02 ,  3C046LL07
引用特許:
出願人引用 (2件)

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