特許
J-GLOBAL ID:200903024526004169

フジツボ幼生の種判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-008478
公開番号(公開出願番号):特開2007-189908
出願日: 2006年01月17日
公開日(公表日): 2007年08月02日
要約:
【課題】冷却水路系等に付着するアカフジツボ及びオオアカフジツボをノープリウス幼生からでも簡易且つ高精度に種判定し、さらに、死んでいるフジツボ幼生を試料として供しても種判定を可能とする種判定方法を提供する。【解決手段】フジツボ幼生12S rRNA遺伝子を含むDNA断片を増幅する工程と、DNA断片に塩基配列ACTAGTを認識する制限酵素を作用させる工程と、制限酵素を作用させたDNA断片をゲル電気泳動させる工程とを含み、ゲル電気泳動によるバンドの数及びその位置関係からフジツボ幼生種がアカフジツボ又はオオアカフジツボであるか否かを判定する。また、フジツボ幼生は、エタノールに浸漬した後に乾燥させたものであることが好ましく、フジツボ幼生としてノープリウス幼生を用いてもよい。また、制限酵素には、Spe I、Ahl I、Bcu Iを用いることが好ましい。【選択図】図4
請求項(抜粋):
フジツボ幼生にプライマーを反応させてポリメラーゼ連鎖反応を行い12S rRNA遺伝子を含むDNA断片を増幅する工程と、前記DNA断片に塩基配列ACTAGTを認識して前記塩基配列を2つに分断する制限酵素を作用させる工程と、前記制限酵素を作用させた前記DNA断片をゲル電気泳動させる工程とを含み、前記ゲル電気泳動により検出されるバンドの数及びその位置関係から前記フジツボ幼生種がアカフジツボ又はオオアカフジツボであるか否かを判定することを特徴とするフジツボ幼生の種判定方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12Q1/68 Z ,  C12N15/00 A
Fターム (14件):
4B024AA10 ,  4B024AA11 ,  4B024CA05 ,  4B024CA11 ,  4B024HA11 ,  4B063QA13 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR62 ,  4B063QS16 ,  4B063QS25
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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