特許
J-GLOBAL ID:200903024562839463

ATMセル遅延揺らぎ吸収方式およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼形 義彰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-293318
公開番号(公開出願番号):特開平8-154095
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 ATMセル遅延揺らぎ吸収方式において、通信種別に応じて待ち時間を可変に設定し、該種別に応じた最適な通信を提供する。【構成】 転送されたセルを一時蓄積する揺らぎ吸収バッファ31と、バースト先頭セル受信から該バッファ31の読出しまでの待ち時間を制御する揺らぎ待ちタイマ32と、前記バッファ31の読出間隔を制御する読み出しタイマ33と、VPI/VCI分離部から転送された最新セルを記憶する最新セル保存メモリ34と、前記バッファ31又は前記メモリ34に記憶されたセルを選択してセル再生部へ転送するセレクタ35を備え、通信開始時の呼設定フェーズで通信の種別を判別し該種別に応じた揺らぎ待ち時間を算出し前記タイマ32に設定する通信種別判別ステップと、音声・動画像通信でセル遅延時間が揺らぎ待ち時間で吸収できない時に最後に届いたセルをダミーセルとして挿入するダミーセル挿入手段を設けた。
請求項(抜粋):
音声または画像もしくはデータ等のマルチメディア情報を送信時にセル化し、セル単位で転送を行ない、受信時にセルを元の情報に再生することによって通信を行なうATM多重通信システムのATMセル遅延揺らぎ吸収方式において、VPI/VCI分離部の後に、ATM網から受信したセルを一時的に蓄積する遅延揺らぎ吸収バッファと、セルが遅延揺らぎ吸収バッファに受信されてから読み出しを開始するまでの待ち時間を制御する揺らぎ待ちタイマと、セルの読み出しを開始してからセルを読み出す間隔を制御する読み出しタイマを備えた遅延揺らぎ吸収部を具備し、該遅延揺らぎ吸収部は、これから行なう通信の種別を判別し揺らぎ待ちタイマに通信種別に応じた待ち時間を設定する通信種別判別ステップを有し、バースト的に発生するセル流の先頭セルが揺らぎ吸収バッファに受信されてから読み出しを開始するまでの遅延揺らぎを吸収するための待ち時間を通信種別によって変更するようにしたことを特徴とするATMセル遅延揺らぎ吸収方式。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04L 7/00 ,  H04Q 3/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-177945
  • セル転送制御方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-195557   出願人:株式会社東芝
  • 特開平3-191638

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