特許
J-GLOBAL ID:200903024579724945
電気加熱式触媒装置用メタル担体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-281612
公開番号(公開出願番号):特開平8-131840
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明はロール状のハニカム体をなす電気加熱式触媒装置用メタル担体において、絶縁構造が簡単であり、電気抵抗値に対する細かい設計要求に対して容易に対応でき、製作容易で安価かつ耐久性のあるメタル担体を提供する。【構成】 波板材1と複数枚の平板材2を重ね、隣り合う2枚の平板材2の間に電気絶縁性被膜層を有する絶縁用波板3を挿入して、ロール状に巻回してハニカム体5を形成する。ロールの巻始めと巻終りの板材の端部に導体接続部A,Bを設ける。絶縁用波板3の材料はAl含有フェライト系ステンレスを用い、酸化雰囲気中で加熱して両面に酸化アルミニウム被膜を生成させる。絶縁用波板3の山高は0.5mm以上とし、山高の変更、平板材の枚数の増減又は板材の厚さの変更によって容易にハニカム体の電気抵抗値を要求仕様に対応させることができる。
請求項(抜粋):
帯状をなす薄い金属板を折曲げて連続的な波形の凹凸を形成した1枚の波板材と、平坦な帯状をなす薄い金属板からなる複数枚の平板材とが相互に当接して重なり合ってロール状に巻かれて形成された、多数の網目状通気路を備えたハニカム体をなす触媒装置用メタル担体において、前記複数枚の平板材の中の隣りあう2枚の間に、電気絶縁性被膜層を有する絶縁用波板が介在して、前記ハニカム体のロール状に巻回された層間を電気的に絶縁し、また前記ハニカム体の巻始めと巻終りの板材の端部に電源と接続するための導体接続部を有することを特徴とする、電気加熱式触媒装置用メタル担体。
IPC (4件):
B01J 35/02
, B01D 53/86 ZAB
, B01J 35/04 321
, F01N 3/28 ZAB
引用特許:
審査官引用 (2件)
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電気加熱式触媒装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-322749
出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社日本自動車部品総合研究所, 新日本製鐵株式会社
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通電加熱式触媒装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-213695
出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所
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