特許
J-GLOBAL ID:200903024673283987

磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-298627
公開番号(公開出願番号):特開平9-138939
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【目的】 磁性粉子の分散性・カレンダー加工性・磁性層とベースフイルムとの接着性に優れ、走行耐久性、電磁変換特性等が優れた磁気記録媒体を提供する。【構成】 親水性極性基含有高分子量芳香族ポリエステルジオール(A-1)とその他の高分子量ポリオール(A-2)を必須構成成分とし、前記(A-1)と(A-2)の比重とガラス転移温度をそれぞれS.G.(A-1)、Tg(A-1)とS.G.(A-1)、Tg(A-2)で表わした場合、一般式(I)及び(II)の関係を満足するポリウレタン樹脂を強磁性粉末の結合剤として用いた磁気記録媒体。
請求項(抜粋):
強磁性粉末を結合剤中に分散させた磁性材料を非磁性支持体上に塗布した磁気記録媒体において、磁性層の結合剤成分として分子量500以上の高分子量ポリオール(A)、有機ジイソシアネート(B)、および必要により分子量500以下のポリオール化合物(C)よりなるポリウレタン樹脂を含み、前記高分子量ポリオール(A)は二塩基酸成分が芳香族二塩基酸である親水性極性基含有芳香族ポリエステルジオール(A-1)と他の高分子量ポリオール(A-2)からなり、前記親水性極性基含有芳香族ポリエステルジオール(A-1)と他の高分子量ポリオール(A-2)との比重とガラス転移温度が一般式(I)と(II)で表わされる関係を有し、かつ前記親水性極性基含有芳香族ポリエステルジオール(A-1)と他の高分子量ポリオール(A-2)の重量比が5:95〜50:50の範囲であることを特徴とする磁気記録媒体。S.G.(A-1)>0.001Tg(A-1)+1.23...一般式(I)S.G.(A-2)<0.001Tg(A-2)+1.18...一般式(II)(ただし、S.G.(A-1)及びS.G.(A-2)は、各々、30°Cでの親水性極性基含有芳香族ポリエステルジオール(A-1)と他の高分子量ポリオール(A-2)の比重を表わし、もし、高分子ポリオールが結晶性の場合は非晶状態での比重を表わす。Tg(A-1)及びTg(A-2)は、各々、親水性極性基含有芳香族ポリエステルジオール(A-1)及び他の高分子量ポリオール(A-2)のガラス転移温度を表わす。)
IPC (3件):
G11B 5/702 ,  C09D 5/23 PQV ,  C09D175/06 PHQ
FI (3件):
G11B 5/702 ,  C09D 5/23 PQV ,  C09D175/06 PHQ
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 磁気記録媒体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-357709   出願人:東洋紡績株式会社

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