特許
J-GLOBAL ID:200903024705935361

チルトステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大房 孝次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217899
公開番号(公開出願番号):特開平10-045003
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 締め上げ式のチルト機構をもったチルトステアリング装置において、衝突時のステアリングハンドルの上方変位をエアバッグが適正展開位置を保ち得る範囲に抑えることによりドライバの安全性を確保し、ステアリングハンドル位置の調整範囲の拡大をはかる。【解決手段】 固定側ブラケット5のガイド溝5aに、可動側ブラケット4を貫通したガイドピン6がガイドされてコラムシャフト2の上下調整が行われ、締付部材7の締込みにて固定セットされる締め上げ式チルトステアリング装置において、調整範囲の中間付近に基準位置Mを設定し、基準位置Mより下方にセットされているとき、ストッパ面9aが締付部材7の上向き移動軌跡上に位置する使用位置にスプリング10にてばね保持されステアリングハンドルの上方移動を基準位置Mにて拘止するストッパ9を固定側ブラケット5に回動可能に軸着した。
請求項(抜粋):
コラムシャフトに固着した可動側ブラケットと、車体側に固着した固定側ブラケットと、可動側ブラケットの左右側面に貫通保持され該可動側ブラケットの左右側面に摺接する固定側ブラケットの左右側面に形成したほぼ上下方向のガイド溝に両端部が嵌装されたガイドピンと、該ガイドピンのねじ部に螺合されたナット形状の締付部材と、該締付部材を回動操作する操作レバーとからなり、操作レバーの操作にて締付部材を締込むことにより固定側ブラケットの左右両側面が可動側ブラケットの左右両側面に圧接してコラムシャフトが固定側ブラケットに固定され、操作レバーの操作にて締付部材を弛めて上記固定を解除し、上記ガイドピンの上記ガイド溝内移動可能範囲にて、コラムシャフトを前方の回動中心回りに上下移動させ、操作レバーの操作にて締付部材を締込みコラムシャフトを固定することによりステアリングハンドルの上下位置調整が行われる締め上げ式チルトステアリング装置において、上記ステアリングハンドルの上下位置調整範囲の中間付近に標準位置を設定し、ステアリングハンドルが該標準位置より下方にセットされているとき、上記ガイドピンの上方移動軌跡上に位置し、ステアリングハンドルの上方移動を上記標準位置にて拘止するストッパを上記固定側ブラケットに設けると共に、上記操作レバーの締付部材を弛める方向の操作にて上記ストッパをガイドピンの上方移動軌跡からはずれた退避位置に移動させる手段を設けたことを特徴とするチルトステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 1/18 ,  B60R 21/16
FI (2件):
B62D 1/18 ,  B60R 21/16
引用特許:
審査官引用 (2件)

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