特許
J-GLOBAL ID:200903024707335744
関数発生方法と関数発生装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-436664
公開番号(公開出願番号):特開2005-182719
出願日: 2003年12月18日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】 メモリに格納するサンプル点の数を増やさずに、誤差を減少させることができる関数発生方法と装置の開発。【解決手段】 引数をQ(Qは自然数)ポイントに離散化し、離散化により得られた基準引数に対する関数値を基準関数値とし、それに伴う補間係数をメモリに格納し、2進数で与えられる引数の上位ビットを入力アドレスとしてメモリから基準となる関数値と補正係数を読み出し、前記引数の下位ビットから得られる補間演算用引数と各補正係数から線形補間により前記関数値の近似値を求め、この近似値に対して、さらに、前記引数の下位ビットから得られる補間演算用引数とメモリから読み出した別の補正係数から、線形補間を行い、この線形補間を繰り返して、多重線形近似とすることにより、前記関数の近似値を得る関数発生方法とその装置。【選択図】図2
請求項(抜粋):
2進数で与えられる引数から任意の関数を発生させる発生方法にあって、引数をQ(Qは自然数)ポイントに離散化し、離散化した引数に対応した基準関数値と補間回数ぶんの補間係数を記憶する記憶方法と、前記補間データを前もって計算しておく計算手段と、入力される引数の下位ビットから補間演算に必要な補間演算用引数を選択する手段と、前記基準関数値、前記補間係数、前記補間演算用引数を用いて線形補間により補正値を得る計算手段と、前記補正値を前記基準関数値に加算、または減算することにより前記関数値の近似値を求める手段と、記憶装置に記憶していた別の補間係数と入力された引数のさらに下位ビットから得られた別の補間演算用引数を用いて、線形補間により補正値を計算し、前記近似値に対して補正値を加減算することにより追加的に線形補間を行う手段と、これら一連の線形補間演算を繰り返すことで多重線形補間を実現し、前記関数の近似値を高い精度で得ることを特徴とする任意関数発生方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (2件):
引用特許: