特許

J-GLOBAL ID：200903024719497421

バナジウム系電解液の製造方法

発明者： 鈴木 武史 ,  徳田 信幸 ,  隈元 貴浩 ,  重松 敏夫 ,  伊藤 哲二
出願人/特許権者： 日本化学工業株式会社 ,  関西電力株式会社 ,  住友電気工業株式会社
代理人 (1件)： 曾我 道照 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-343449
公開番号（公開出願番号）：特開平9-180745
出願日： 1995年12月28日
公開日（公表日）： 1997年07月11日
要約：

【要約】【課題】 本発明の目的は、工業的に有利なバナジウム系電解液の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明のバナジウム系電解液の製造方法は、バナジウムイオンを正、負極活性物質とするレドックスフロー型電池用電解液の製造方法において、5価のバナジウム化合物を濃硫酸の存在下、硫黄により3価のバナジウム化合物沈殿物へ還元処理する第一工程;固液分離して回収した3価のバナジウム化合物沈殿物を水和反応により可溶化して3価のバナジウム化合物溶液を生成し、必要により3価のバナジウム系電解液として回収する第二工程;及び3価のバナジウム化合物溶液に5価のバナジウム化合物を添加して4価のバナジウム化合物溶液を生成して4価のバナジウム系電解液として回収する第三工程よりなることを特徴とする。

請求項（抜粋）：

バナジウムイオンを正、負極活性物質とするレドックスフロー型電池用電解液の製造方法において、5価のバナジウム化合物を濃硫酸の存在下、硫黄により3価のバナジウム化合物沈殿物へ還元処理する第一工程;固液分離して回収した3価のバナジウム化合物沈殿物を水和反応により可溶化して3価のバナジウム化合物溶液を生成し、必要により3価のバナジウム系電解液として回収する第二工程;及び3価のバナジウム化合物溶液に5価のバナジウム化合物を添加して4価のバナジウム化合物溶液を生成して4価のバナジウム系電解液として回収する第三工程よりなることを特徴とするバナジウム系電解液の製造方法。

IPC (3件)：

H01M 8/04 ,  C01G 31/00 ,  H01M 8/18

FI (3件)：

H01M 8/04 L ,  C01G 31/00 ,  H01M 8/18

引用特許：

審査官引用 (4件)

• バナジウム系電解液の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-088706   出願人：鹿島北共同発電株式会社
• 特開平4-149965
  
• バナジウム系電解液の製造法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-066608   出願人：工業技術院長, 鹿島北共同発電株式会社
• 高純度バナジウム電解液の製造法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-283694   出願人：鹿島北共同発電株式会社