特許
J-GLOBAL ID:200903024734269877

ロック機構を有する遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-015382
公開番号(公開出願番号):特開平8-036963
出願日: 1995年02月01日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 接点が溶着した場合には遮断器がもはや遮断位置まで操作できないようにし、同時に、正常時の、要するに接点が溶着していないときの遮断器の遮断操作時には、いつでも遮断位置まで操作できるようにすること。【構成】 リバースレバー30が遮断器の支持レバー12の両サイドに回転可能に設けられていて、上側トグルレバー15と協働する。リバースレバーはスイッチラッチ11が動くときに動かされ、接点24a,25aが溶着されている場合に遮断器を遮断しようとするときにスイッチラッチの運動が切換え軸23のストッパによりロックされる。接点が開いている場合には、前記のロックが行われず、遮断操作によりリバースレバーがトグルレバー機構15,16,17をスローオーバーポイントを越えて遮断位置まで逆転させ、遮断器の遮断が行われる。
請求項(抜粋):
ロック機構を有する遮断器であって、接続・遮断の目的で操作取手によって作動可能なスイッチラッチと、一方の端部で定置の軸を中心にして旋回可能でありかつ他方の端部でラッチと協働する、スイッチラッチによって連行可能な支持レバーと、トグルレバー軸によって互いにヒンジ結合された上側及び下側のトグルレバーを有し、上側のトグルレバーが支持レバーにヒンジ結合され下側のトグルレバーが、切換え軸に結合されかつ可動の接点片を有している接点支持体に、ヒンジ結合されているトグルレバー機構と、スイッチラッチとトグルレバー軸との間に配置されていてトグルレバー機構に作用する駆動ばねと、可動の接点片が接続位置において溶着によって不動に固定されたときに遮断位置へ操作取手を移すことを妨げるリバースレバーと、を有する形式のものにおいて、支持レバー(12)の両サイドにそれぞれ1つのリバースレバー(30)が回転可能に支承されておりかつ該リバースレバー(30)が一部で上側のトグルレバー(15)に係合して作用するようになっており、かつリバースレバー(30)がスイッチラッチ(11)の運動時に一緒に運動可能であって、遮断時におけるトグルレバーのスローオーバーポイントを越えるところまでのトグルレバー機構の強制的なリバース動作が、リバースレバー(30)が上側トグルレバー(15)に作用することによって、行われ、かつ接点溶着時においてはスイッチラッチ(11)がスローオーバーポイントと遮断位置との間の経路上で、遮断位置に到達する前に、切換え軸(23)に当たって止められる、ことを特徴とする、ロック機構を有する遮断器。
IPC (2件):
H01H 71/64 ,  H01H 73/02
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特公昭62-053898
  • 特公昭62-053898
  • 特公平1-039175
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