特許
J-GLOBAL ID:200903024764038853

数値制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 竹本 松司 ,  杉山 秀雄 ,  湯田 浩一 ,  魚住 高博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-360470
公開番号(公開出願番号):特開2007-164509
出願日: 2005年12月14日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】微小移動を指令するブロックが連続していても、安定した移動ができる数値制御装置を提供する。【解決手段】軸移動を行わない仮プログラムの実行を行う。この仮プログラム実行では、現在分配処理中の時間内で先読み可能なブロック数Nを求め(S15)、この先読み可能なブロック数Nになるまで各ブロックでの移動指令の距離を積算し積算移動距離Lを求める(S7〜S10)。この積算移動距離Lから出力可能速度Vaを求める(S11)。以下、これを繰り返し、最小の出力可能速度Vaを求める(S12、S13)。最小の出力可能速度Vaとプログラムで指令された速度指令の小さい方を、実際にプログラムを実行するときの速度指令とする(S16〜S19)。これにより、各ブロックで指令された移動量が微小でも、移動が停止することなく、安定した移動ができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
加工プログラムを軸移動なしに実行する仮プログラム実行手段を備え、 該仮プログラム実行手段は、加工プログラムを実行し、加工プログラムの各ブロック実行中に先読み可能なブロック数毎の移動量を積算する移動距離算出手段と、 該移動距離算出手段によって求められた移動量と数値制御装置の分配周期から、該先読みブロック数毎の出力可能な速度を求める出力可能速度算出手段と、 該出力可能速度算出手段によって求められた速度の中で、最低の速度を求める実加工速度算出手段と、 該実加工速度算出手段によって求められた送り速度とプログラム指令速度を比較して、プログラム指令速度が大きい場合、プログラム指令速度を該実加工速度算出手段によって求められた最低の速度指令に置換える速度指令調整手段とを有し、 該仮プログラム実行手段で求められた速度指令で軸移動を伴う実際の加工プログラムの実行を可能としたことを特徴とする数値制御装置。
IPC (1件):
G05B 19/416
FI (1件):
G05B19/416 Q
Fターム (6件):
5H269AB01 ,  5H269BB03 ,  5H269BB11 ,  5H269EE01 ,  5H269EE13 ,  5H269HH06
引用特許:
出願人引用 (2件)

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