特許
J-GLOBAL ID:200903024809251537

エレベータの救出運転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-012292
公開番号(公開出願番号):特開2001-199648
出願日: 2000年01月20日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】【課題】 安全装置が動作して閉じ込め異常が発生した場合に、迅速かつ安全に乗りかご内の乗客の救出が行える、エレベータの救出運転装置を提供すること。【解決手段】 安全装置3が動作信号を出力してエレベータが運転不能となり、閉じ込め異常が発生した際に、通話手段7,21による乗りかご2内の乗客と監視センタとの会話で救出の必要性が確認され、かつエレベータの運転状態を分析した結果が前記動作信号の検出を無効にしても差し支えないと判断された場合には、監視センタからの指令により、前記動作信号の検出を一時的に無効として救出運転を行わせることとする。これにより、安全性に十分配慮しつつ、しかも迅速に、乗りかご2内の乗客を救出することが可能となる。
請求項(抜粋):
エレベータの運転状態の異常を検出するとその運転を不能にする信号を出力する安全装置と、この安全装置が出力した前記信号を検出して乗りかごを非常停止させエレベータを運転不能となす制御手段と、運転不能となったエレベータの非常停止前後の運転状態を記憶する記憶手段と、この記憶手段が記憶しているエレベータの運転状態を遠隔の監視センタへ送信する手段と、前記監視センタからエレベータ側へ指令を送信する手段と、前記監視センタと乗りかご内の乗客との通話を可能とする通話手段とを備えたエレベータにおいて、前記監視センタからの指令により前記安全装置の前記信号の検出を一時的に無効とする手段と、前記監視センタからの指令により前記制御手段に対し救出運転指令を出力してエレベータを救出運転モードに設定する手段とを備え、前記安全装置の前記信号により運転不能となったエレベータを、前記信号の検出を一時的に無効とすることで救出運転可能にしたことを特徴とするエレベータの救出運転装置。
Fターム (4件):
3F304CA12 ,  3F304EB13 ,  3F304ED17 ,  3F304ED18
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る