特許
J-GLOBAL ID:200903024863310204
分析装置及び分析方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奈良 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-360068
公開番号(公開出願番号):特開2006-170658
出願日: 2004年12月13日
公開日(公表日): 2006年06月29日
要約:
【課題】試料液の添加に伴って溶出した試薬の可視標識の重なり度合いあるいは可視標識とは独立した可視的信号の重なり度合いによって分析対象物の濃度を検知することによりサンドイッチ法と同等の判定を行う。【解決手段】試料液の湿潤展開方向に沿って試薬区域と判定区域とが配置され、異なった可視標識をそれぞれ有する試薬A及び試薬Bが前記試薬区域に分離状態で溶出流動可能に保持され、試薬区域から判定区域への試料液の湿潤展開に伴う試薬Aに対する試料液中の分析対象物と試薬Bと間での競合反応により競合反応物が生成可能となっており、この競合反応物を捕捉する試薬Cが前記判定区域に固定化されており、試薬Cに捕捉された競合反応物からの可視的信号の重なり度合いに基づいて試料液中の分析対象物の濃度の検知が可能となっている。【選択図】図20
請求項(抜粋):
試料液の湿潤展開方向に沿って試薬区域と判定区域とが配置され、異なった可視標識をそれぞれ有する試薬A及び試薬Bが前記試薬区域に分離状態で溶出流動可能に保持され、試薬区域から判定区域への試料液の湿潤展開に伴う試薬Aに対する試料液中の分析対象物と試薬Bと間での競合反応により競合反応物が生成可能となっており、この競合反応物を捕捉する試薬Cが前記判定区域に固定化されており、試薬Cに捕捉された競合反応物からの可視的信号の重なり度合いに基づいて試料液中の分析対象物の濃度の検知が可能となっていることを特徴とする分析装置。
試薬A;試料液中の分析対象物と特異的に結合する第1特異結合物質が可視標識aによって標識された標識a化第1特異結合物質
試薬B;第1特異結合物質に特異的に結合する分析対象物もしくはその変性体が可視標識aとは可視的信号が異なる可視標識bによって標識された標識b化分析対象物もしくはその変性体
試薬C;標識a化第1特異結合物質の特異性を損なうことなく第1特異結合物質に特異的に結合可能な第2特異結合物質
IPC (6件):
G01N 33/543
, G01N 21/78
, G01N 33/483
, G01N 33/50
, G01N 33/53
, G01N 33/536
FI (7件):
G01N33/543 521
, G01N33/543 511D
, G01N21/78 Z
, G01N33/483 C
, G01N33/50 R
, G01N33/53 D
, G01N33/536 A
Fターム (7件):
2G054AA06
, 2G054AB04
, 2G054BB04
, 2G054CA21
, 2G054CA23
, 2G054GA03
, 2G054GB04
引用特許:
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