特許
J-GLOBAL ID:200903024886319322

多段式アンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 英介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-260663
公開番号(公開出願番号):特開2001-085932
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】 アンテナ伸長時はダイポールアレイと同様に水平面に高利得を有し、アンテナ短縮時においても最大放射方向を水平面に有し、ユーザがその煩わしさによりアンテナを伸長しない場合でもある程度高い利得が得られ、受信感度が低いと感じた場合はアンテナ伸長すればさらに高い利得が得られるようにする。【解決手段】 上段アンテナ部1は、電気的長さが概略半波長の螺旋導体で構成される第1のアンテナ素子3と、第1のアンテナ素子3の下端に接続され、電気的長さが概略λ/2の第1のアンテナ素子3より密に巻かれて第1のアンテナ素子3より物理的長さが短縮された螺旋導体で構成された位相制御コイル4と、位相制御コイル4の下端に接続された結合導体6を有する。下段アンテナ部2は、筒状導体で構成され、発信用電源8に接続されている第2のアンテナ素子5と、第2のアンテナ素子5を保護するための樹脂カーバーを有する。
請求項(抜粋):
使用周波数における略半波長の物理的長さを有する中空状の下段アンテナ部と、該下段アンテナ部内を軸方向に摺動自在に配置され、前記下段アンテナ部と物理的長さが等しく又は短く設定された上段アンテナ部と、を備え、上段アンテナ部は、電気的長さとして略半波長を維持しながら物理的長さを半波長より短縮した導体である第1のアンテナ素子と、電気的長さとして略半波長を維持しながら物理的長さを前記第1のアンテナ素子よりも短縮し、前記第1のアンテナ素子に対して給電信号を位相反転する導体である位相制御手段と、上段アンテナ部の基端部に配置された結合導体と、を先端から基端方向にこの順に直列接続して備え、下段アンテナ部は、電気的長さ及び物理的長さとして略半波長を有する導体である第2のアンテナ素子を備え、アンテナ伸長時は、前記第2のアンテナ素子の先端部と前記結合導体が電気的に接続され、アンテナ短縮時は、前記第1のアンテナ素子が第2のアンテナ素子の内壁に近接して収納されることを特徴とする多段式アンテナ。
IPC (2件):
H01Q 11/16 ,  H01Q 9/14
FI (2件):
H01Q 11/16 ,  H01Q 9/14
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (11件)
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