特許
J-GLOBAL ID:200903024891683784

多孔性ポリプロピレン系樹脂延伸物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-102611
公開番号(公開出願番号):特開平7-033895
出願日: 1994年05月17日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 実用的な条件下で満足し得る特性を有するポリプロピレン系多孔性材料を製造し得る新規有用な方法を提供する。【構成】 アミド化合物系β晶核剤を0.0001〜5phr含有してなるポリプロピレン系樹脂組成物の溶融物を15〜140°Cで結晶化してβ晶を含む固化物を得、次いで当該固化物を20°C以上乃至当該固化物中のβ晶の融点以下の温度で延伸する。
請求項(抜粋):
ポリプロピレン系樹脂100重量部に対し、一般式(1)、一般式(2)又は一般式(3)で表される化合物よりなる群から選ばれる1種若しくは2種以上のアミド系化合物を0.0001〜5重量部含有してなるポリプロピレン系樹脂組成物の溶融物を15〜140°Cで結晶化してβ晶を含む固化物を得、次いで当該固化物を20°C以上乃至当該固化物中のβ晶の融点以下の温度で延伸することを特徴とする多孔性ポリプロピレン系樹脂延伸物の製造方法。 R2-NHCO-R1-CONH-R3 (1) [式中、R1は炭素数1〜24の飽和若しくは不飽和の脂肪族ジカルボン酸残基、炭素数4〜28の飽和若しくは不飽和の脂環族ジカルボン酸残基又は炭素数6〜28の芳香族ジカルボン酸残基を表す。R2、R3は同一又は異なって、炭素数3〜18のシクロアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルケニル基、一般式(a)、一般式(b)、一般式(c)又は一般式(d)で示される基を表す。][式中、R4は水素原子、炭素数1〜12の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基又は炭素数2〜12の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルケニル基、炭素数6〜10のシクロアルキル基又はフェニル基を表す。R5は炭素数1〜12の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基又は炭素数2〜12の直鎖状又は分岐鎖状のアルケニル基を表す。R6、R7は同一又は異なって、炭素数1〜4の直鎖状又は分岐鎖状のアルキレン基を表す。] R9-CONH-R8-NHCO-R10 (2) [式中、R8は炭素数1〜24の飽和若しくは不飽和の脂肪族ジアミン残基、炭素数4〜28の脂環族ジアミン残基、炭素数6〜12の複素環式ジアミン残基又は炭素数6〜28の芳香族ジアミン残基を表す。R9、R10は同一又は異なって、炭素数3〜12のシクロアルキル基、炭素数3〜12のシクロアルケニル基、一般式(e)、一般式(f)、一般式(g)又は一般式(h)で示される基を表す。][式中、R11は水素原子、炭素数1〜12の直鎖状或いは分岐鎖状のアルキル基、炭素数2〜12の直鎖状或いは分岐鎖状のアルケニル基、炭素数6〜10のシクロアルキル基又はフェニル基を表し、R12は炭素数1〜12の直鎖状或いは分岐鎖状のアルキル基、炭素数2〜12のアルケニル基、炭素数6〜10のシクロアルキル基又はフェニル基を表す。R13、R14は炭素数1〜4の直鎖状或いは分岐鎖状のアルキレン基を表す。] R16-CONH-R15-CONH-R17 (3) [式中、R15は炭素数1〜28の飽和或いは不飽和の脂肪族アミノ酸残基、炭素数6〜12の飽和或いは不飽和の脂環族アミノ酸残基又は炭素数6〜14の芳香族アミノ酸残基を表す。R16は一般式(1)におけるR2、R3と同義であり、R17は一般式(2)におけるR9、R10と同義である。]
IPC (3件):
C08J 9/00 CES ,  C08K 5/20 ,  C08L 23/10 KEW
引用特許:
審査官引用 (1件)

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