特許
J-GLOBAL ID:200903024918393600
眼光学系のシミュレーション方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
阿仁屋 節雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-288077
公開番号(公開出願番号):特開2000-107129
出願日: 1998年10月09日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 累進多焦点レンズ等のレンズ系を装用した場合における揺れ、歪み、ボケ等を伴う見え方をもシミュレーション可能とする眼光学系のシミュレーション方法及び装置を提供する。【解決手段】 視野内の全ての物体点に対して眼球を回旋させ、中心窩で捕らえた像を繋ぎ合わせた像として定義される回旋網膜像を、特定の回旋中心点を持つ眼に入る特定視野角の画像を原画像として作成し、この原画像をレンズ系を通して見た場合の歪みを伴う歪み原画像を光線追跡法を用いて作成し、レンズ系及び眼鏡モデルよりなる光学系において原画像の物体点からの光による眼球モデルの網膜上のPSFを求め、求めた歪み原画像と原画像の各画素のPSFとの畳み込み演算をすることによって求める。また、得られた回旋網膜像を編集して回旋網膜像の動画像を求める。また、PSFは、物体点に標本点を設定してPSFを求め、標本点以外のPSFをスプライン補間法を含む近似法を用いる手法で求める。
請求項(抜粋):
眼の前に配置されたレンズ系を通して外界を観察したときの見え方をシミュレーションする眼光学系のシミュレーション方法において、前記レンズ系を通して眼によって知覚される像として、眼の網膜面に投影される光学像ではなく、視野内の全ての物体点に対して眼球を回旋させ、中心窩で捕らえた像を繋ぎ合わせた像として定義される回旋網膜像をコンピュータシミュレーションによって作成して用いることを特徴とする眼光学系のシミュレーション方法。
引用特許:
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