特許
J-GLOBAL ID:200903024938572986

開閉極位相制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道照 ,  曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-371765
公開番号(公開出願番号):特開2006-179323
出願日: 2004年12月22日
公開日(公表日): 2006年07月06日
要約:
【課題】電力系統の周波数が基準の周波数からずれていても、所望の位相で対象機器が投入または遮断されるように開閉極の位相を制御する開閉極位相制御装置を提供する。【解決手段】開閉極位相制御装置は、電力系統に接続されている対象機器を開閉極する位相を制御し、電力系統の交流電圧と交流電流とを回転ベクトルで模擬し、交流電圧の回転ベクトルから電力系統の周波数を求める。また、現時点の電圧または電流の絶対位相角を求めるとともに、対象機器の開閉条件に適合する電圧または電流の目標ベクトルを求める。さらに、制御時間を考慮に入れた予測ベクトルを予測し、予測ベクトルと目標ベクトルとの位相角から制御遅れ時間を算出し、この遅れ時間の経過後、対象機器に対する開閉極操作を開始する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
基準波の1周期の4N(Nは正の整数)分の1の周期で電力系統の電圧を計測する電圧計測手段と、 上記電圧を計測した各タイミングにおいて、自らのタイミングを含む過去の4N個のタイミングにおける計測された上記電圧から自らのタイミングにおける電圧実効値を求める電圧実効値算出手段と、 上記各タイミングにおいて、自らのタイミングにおける算出された上記電圧実効値とこれに先立つ少なくとも1つのタイミングにおける算出された上記電圧実効値との平均値を自らのタイミングにおける電圧実効値平均値とする電圧実効値平均化手段と、 上記各タイミングにおいて、自らのタイミングにおける計測された上記電圧を複素数平面上の実数部とし、該自らのタイミングに対し電気角度として90度遅れたタイミングにおける計測された上記電圧を複素数平面上の虚数部とした点に向いた電圧回転ベクトルを求め、自らのタイミングにおける求められた上記電圧回転ベクトルの先端と該自らのタイミングの1つ前のタイミングにおける上記電圧回転ベクトルの先端とを結ぶ弦の弦長を算出する弦長算出手段と、 上記各タイミングにおいて、自らのタイミングを含む過去の4N個のタイミングにおける算出された上記弦長を加算し、上記弦長の加算値と上記電圧実効値平均値とに基づき、自らのタイミングにおける上記電圧回転ベクトルと自らのタイミングより基準波の1周期前のタイミングにおける上記電圧回転ベクトルとの位相角を算出し、算出された上記位相角から上記電力系統の周波数を算出する周波数算出手段と、 上記各タイミングにおいて、自らのタイミングにおける算出された上記周波数から電圧回転ベクトルの角速度を求め、自らのタイミングを含む過去の4N個のタイミングにおける計測された上記各電圧を
IPC (2件):
H01H 33/59 ,  H01H 9/56
FI (2件):
H01H33/59 G ,  H01H9/56
Fターム (3件):
5G028AA06 ,  5G028FC01 ,  5G034AA05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 位相制御開閉装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-362905   出願人:三菱電機株式会社

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