特許
J-GLOBAL ID:200903024990798119

抗菌機能を有する部材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-289189
公開番号(公開出願番号):特開2000-186008
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】【課題】表面に酸化チタン層を形成しても、基材に配合した抗菌材の抗菌性能を阻害せず、また表面性状や色調にも悪影響を与えることのないようにする。【解決手段】表面に水酸基を持つ基材を仮焼して物理吸着水を除去し、化学吸着水のみの状態としたのち、無水条件下で四塩化チタンを導入し、チタン原子と基材表面の水酸基とを反応させ四塩化チタンを基材表面に固定する。余剰の四塩化チタンを排出したのち、水蒸気を導入して雰囲気温度を200〜250°Cに維持することにより、残りの塩素基を加水分解して水酸基に置き換える。しかるのち約450°Cの温度で数時間焼成し、チタンに結合している水酸基と基材表面の水酸基とを脱水反応させ、チタン原子を基材表面の酸素と四配位結合させる。四配位酸化チタンは高い光活性を示し、単分子層なので、基材の表面粗さや発色性に悪影響を及ぼさず、基材に配合した抗菌材の抗菌性能も阻害しない。
請求項(抜粋):
基材表面に、四配位酸化チタンを高分散担持させたことを特徴とする抗菌機能を有する部材。
IPC (6件):
A01N 59/16 ,  A01N 25/34 ,  A01N 59/20 ,  B05D 5/00 ,  C04B 41/85 ,  C04B 41/87
FI (7件):
A01N 59/16 A ,  A01N 59/16 Z ,  A01N 25/34 A ,  A01N 59/20 Z ,  B05D 5/00 H ,  C04B 41/85 A ,  C04B 41/87 Z

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