特許
J-GLOBAL ID:200903024997918306

マルチスレッド式プロセッサ・システムでのスレッド切替え制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-517336
公開番号(公開出願番号):特表2001-521216
出願日: 1998年10月14日
公開日(公表日): 2001年11月06日
要約:
【要約】【課題】 マルチスレッド式プロセッサ(110)とスレッド切替え論理(400)とを含むデータ処理システムで、コンピュータ処理動作を実行するためのシステムおよび方法。【解決手段】 マルチスレッド式プロセッサ(110)は、独立に実行することのできる命令の複数のスレッドの間で切り替える能力を有する。各スレッドは、その実行状態に依存する状態を、スレッド状態レジスタ(440)内に有する。スレッド切替え論理には、スレッド切替えが発生する可能性がある条件を格納するためのスレッド切替え制御レジスタ(410)が含まれる。スレッド切替えイベントが発生した際に、すべてのスレッドの状態および優先順位が、動的に問い合わされて、どのスレッドをプロセッサで実行されるアクティブ・スレッドにしなければならないかが判定される。スレッド切替え論理は、タイムアウト・レジスタ(430)を有し、これによって、マルチスレッド式プロセッサ内のアクティブ・スレッドの実行がプログラム可能な時間期間を超える時にスレッド切替えが強制される。スレッド切替え論理は、マルチスレッド式プロセッサ内のスレッドの間のスレッド切替えの非生産的な反復を防ぐために、フォワード・プログレス・カウンタ・レジスタ(420)も有する。スレッド切替え論理は、異なるスレッドの優先順位を変更でき、したがって、スレッド切替えイベントを取り替えることができるスレッド切替えマネージャ(460)にも応答する。
請求項(抜粋):
マルチスレッド式プロセッサ(110)におけるコンピュータ処理方法であって、アクティブ・スレッド状態が、少なくとも1つのハードウェア・レジスタ(440)に記憶され、 少なくとも1つのバックグラウンド・スレッドの実行状況を表すバックグラウンド・スレッド状態を、少なくとも1つのハードウェア・レジスタ(440)に格納することと、 マルチスレッド式プロセッサ(110)で少なくとも1つのアクティブ・スレッドを実行することと、 前記少なくとも1つのアクティブ・スレッドのアクティブ・スレッド状態を、前記マルチスレッド式プロセッサ(110)で前記少なくとも1つのアクティブ・スレッドを実行することによって生成される後の状態で置換することと、 前記アクティブ・スレッドの前記置換されたアクティブ・スレッド状態を、少なくとも1つのバックグラウンド・スレッドの前記バックグラウンド・スレッド状態と比較することによって、前記少なくとも1つのアクティブ・スレッドの前記アクティブ・スレッド状態の前記後の状態による置換が、前記マルチスレッド式プロセッサ(110)に、前記少なくとも1つのバックグラウンド・スレッドに実行を切り替えさせるかどうかを判定することと を含む改良を有する方法。
IPC (4件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 12/08 509 ,  G06F 12/08 511 ,  G06F 12/08 565
FI (4件):
G06F 9/46 340 B ,  G06F 12/08 509 Z ,  G06F 12/08 511 B ,  G06F 12/08 565
Fターム (10件):
5B005JJ13 ,  5B005MM02 ,  5B005MM03 ,  5B005SS12 ,  5B005UU31 ,  5B098GA05 ,  5B098GC03 ,  5B098GC05 ,  5B098GD05 ,  5B098GD24
引用特許:
審査官引用 (3件)

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