特許
J-GLOBAL ID:200903025000311993

電動機駆動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-280491
公開番号(公開出願番号):特開2003-088194
出願日: 2001年09月14日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】電動機と電動機制御装置とにおける選定範囲をより一層拡大すること。【解決手段】界磁弱め領域(ベース速度以上)を過負荷状態で運転している状態で、電動機制御装置から出力される一次電圧を監視する手段21,22と、d軸界磁電流を制限する手段23と、d軸界磁電流の制限分を補なうようにq軸トルク電流を補償する手段24とを備え、電動機制御装置の出力に相当する一次電圧が電動機11のベース速度における最大過負荷一次電圧を超えた場合に、当該最大過負荷一次電圧を上限とする範囲でd軸界磁電流を制限して電動機制御装置の一次電圧を制御すると共に、他方でq軸トルク電流を増加させて飽和電圧抑制分を補償するように電動機制御装置の一次電流を増加させる。
請求項(抜粋):
電力変換器であるインバータにより駆動される電動機と、前記電動機に流れる一次電流を座標変換して得られる当該電動機の二次磁束(界磁)に沿った座標軸(d軸)成分と、当該d軸に直交する座標軸(q軸)成分とに基づくベクトル制御によって、前記電動機を可変速制御しかつ界磁弱め領域を制御する電動機制御装置と、を備えて構成される電動機駆動システムにおいて、前記界磁弱め領域(ベース速度以上)を過負荷状態で運転している状態で、前記電動機制御装置から出力される一次電圧を監視する手段と、前記d軸界磁電流を制限する手段と、前記d軸界磁電流の制限分を補なうように前記q軸トルク電流を補償する手段とを備え、前記電動機制御装置の出力に相当する一次電圧が前記電動機のベース速度における最大過負荷一次電圧を超えた場合に、当該最大過負荷一次電圧を上限とする範囲で前記d軸界磁電流を制限して前記電動機制御装置の一次電圧を制御すると共に、他方で前記q軸トルク電流を増加させて飽和電圧抑制分を補償するように前記電動機制御装置の一次電流を増加させるようにしたことを特徴とする電動機駆動システム。
Fターム (21件):
5H576BB10 ,  5H576CC01 ,  5H576DD02 ,  5H576DD04 ,  5H576EE01 ,  5H576EE02 ,  5H576EE11 ,  5H576EE18 ,  5H576FF08 ,  5H576GG02 ,  5H576GG04 ,  5H576HA04 ,  5H576HB01 ,  5H576JJ03 ,  5H576JJ22 ,  5H576JJ24 ,  5H576JJ25 ,  5H576JJ28 ,  5H576LL01 ,  5H576LL22 ,  5H576LL24
引用特許:
審査官引用 (6件)
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