特許

J-GLOBAL ID：200903025042778670

二重反転翼のピッチ角可変機構およびそれを備えた二重反転翼を有する飛行装置

発明者： 石松 隆和 ,  全 炳徳 ,  藤本 和貴 ,  田口 喜祥 ,  小野寺 一元 ,  溝上 孝章
出願人/特許権者： 長崎県 ,  電源開発株式会社 ,  有限会社宇宙模型
代理人 (4件)： 長谷川 芳樹 ,  寺崎 史朗 ,  白井 和之 ,  青木 博昭
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-103974
公開番号（公開出願番号）：特開2005-289128
出願日： 2004年03月31日
公開日（公表日）： 2005年10月20日
要約：

【課題】ピッチ角可変機構およびそれを備えた二重反転翼を有する飛行装置において、上部および下部ロータのピッチ角を簡単な機構で制御できるようにする。【解決手段】上部回転軸3,下部回転軸4に上部ロータ5、下部ロータ6が固定された二重反転翼のピッチ角を調節するピッチ角可変機構1は以下の構成を有する。下部回転軸4がボールジョイント7aを介して挿通され、昇降ロッド10,11,12が接続されたスワッシュプレート7と、各昇降ロッドを下部回転軸4に沿って上下させるための昇降モータ20,21,22と、スワッシュプレート7の傾斜変化を受けて下部ロータ6のピッチ角を変更する下部ピッチ角変更機構40と、その傾斜変化を異方向傾斜変化に変換して伝達する傾斜伝達機構60と、伝達される傾斜変化を受けて上部ロータ5のピッチ角を変更する上部ピッチ角変更機構30とを有する。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

同軸状に配置された上部回転軸および下部回転軸にそれぞれ上部ロータおよび下部ロータが固定された二重反転翼のピッチ角を調節するためのピッチ角可変機構であって、 前記上部回転軸および下部回転軸がボールジョイントを介して挿通され、複数の昇降ロッドが周端部に接続されたスワッシュプレートと、 前記各昇降ロッドをそれぞれ前記回転軸に沿って上昇または下降させるための昇降モータと、 前記上部回転軸および下部回転軸の回りにおける前記スワッシュプレートの傾斜変化を受けて、前記下部ロータのピッチ角を変更する下部ピッチ角変更機構と、 前記スワッシュプレートの傾斜変化を方向の異なる異方向傾斜変化に変換して伝達する傾斜伝達機構と、 該傾斜伝達機構により伝達される前記スワッシュプレートの傾斜変化を受けて、前記上部ロータのピッチ角を変更する上部ピッチ角変更機構とを有することを特徴とするピッチ角可変機構。

IPC (2件)：

B64C27/605 ,  B64C27/10

FI (2件)：

B64C27/605 ,  B64C27/10

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 二重反転翼を持つヘリプレーン
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-316829   出願人：幸田虎親
• 放電加工機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-278415   出願人：オークマ株式会社

審査官引用 (4件)

• 同軸反転型ヘリコプタ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-120250   出願人：株式会社テクノリンク
• ヘリコプター
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-085669   出願人：荒木勝彦
• 特公平8-005435
  
• 特開平1-101297