特許
J-GLOBAL ID:200903025069520853

電流リード装置および冷凍機冷却型超電導マグネット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-307286
公開番号(公開出願番号):特開平11-144938
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、輻射シールドと常温部との間のリード部位でのジュール発熱を抑えて、超電導コイルへの熱侵入を低減する電流リード装置および冷凍機冷却型超電導マグネットを得る。【解決手段】 電流リードは、超電導コイル2と輻射シールド20との間の酸化物系超電導体リード11と輻射シールド20と常温部との間の複合材リード15とから構成されている。そして、複合材リード15は、銅16とBi系の酸化物系超電導体のバルク材からなる高温超電導バルク材17とを重ね合わせ、両者を半田により接合して作製されている。
請求項(抜粋):
超電導コイルが内部を真空とする断熱容器内に配置され、輻射シールドが該超電導コイルを囲繞するように該断熱容器内に配置され、冷凍機がその低温ステージを該超電導コイルに熱的に接続され、かつ、その高温ステージを該輻射シールドに熱的に接続されるように配置された超電導マグネットに組み込まれる電流リード装置であって、一端がそれぞれ上記上記超電導コイルの両線端に接続され、上記輻射シールドを絶縁状態で、かつ、熱的に接続状態で貫通し、さらに上記断熱容器を絶縁状態で、かつ、気密に貫通して他端が外部に延出された一対の電流リードを備え、上記一対の電流リードのそれぞれの上記輻射シールドと外部との間の部位が、金属と上記高温ステージで冷却された上記輻射シールドの温度以上の臨界温度を有する高温超電導材との複合材で構成されていることを特徴とする電流リード装置。
IPC (2件):
H01F 6/00 ZAA ,  H01F 6/04 ZAA
FI (2件):
H01F 7/22 ZAA J ,  H01F 7/22 ZAA G
引用特許:
審査官引用 (2件)

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