特許
J-GLOBAL ID:200903025074172430

磁気共鳴システムの磁場を補償する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000209
公開番号(公開出願番号):特開平10-272120
出願日: 1998年01月05日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 渦電流によって誘起される空間的に且つ時間的に変化する磁場を測定すると共に補償することにより、画像の歪み、信号強度の低下、ゴースト、暗影及び渦電流に起因する他のアーティファクトを防止することのできる磁気共鳴システムの磁場を補償する方法を提供する。【解決手段】 較正走査を用いて、テスト・データ・セットを収集し(200)、このテスト・データ・セットから、テスト勾配パルスによって誘起された渦電流を時間的にも空間的にも分解することができる。補償パラメータを算出し、この補償パラメータを用いて、測定された渦電流を相殺する。
請求項(抜粋):
磁気共鳴システムの磁場を補償する方法であって、(a) 1つの極性を有しているテスト勾配パルスを印加し、関心領域に横磁化を発生するためにRF励起パルスを印加し、位相エンコーディング勾配パルスを印加して、前記テスト勾配パルスの印加に続く時間(T)にわたってNMR信号を収集すると共に、該NMR信号を時刻ti にサンプリングすることを含んでいるパルス・シーケンスを用いて第1の較正データ・セットを収集する工程であって、該パルス・シーケンスは、複数回繰り返され、前記位相エンコーディング勾配パルスは、所定の値を通じて段階的に変化させられる、第1の較正データ・セットを収集する工程と、(b) 印加される前記テスト勾配パルスが反転した極性を有している点以外は工程(a)の記載と同じ方法を用いて第2の較正データ・セットを収集する工程と、(c) 2つの前記較正データ・セットの各々をフーリエ変換して、空間的に且つ時間的に分解された2つのセットの位相画像を発生する工程と、(d) 前記第2のセットの位相画像を、前記第1のセットの位相画像の対応する位相画像から減算して、位相差画像セットを形成する工程と、(e) 該位相差画像に基づいて渦電流補償値を算出する工程と、(f) 後続の走査の間に前記磁気共鳴システムのコイルに対して前記補償値を印加する工程とを備えた磁気共鳴システムの磁場を補償する方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/387
FI (2件):
A61B 5/05 341 ,  G01N 24/06 520 Y
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (4件)
  • MRイメージング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-329934   出願人:株式会社島津製作所
  • 磁気共鳴映像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-226586   出願人:株式会社東芝
  • 特開平2-109542
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