特許
J-GLOBAL ID:200903025088130071
動画像符号化装置及び動画像符号化プログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-337747
公開番号(公開出願番号):特開2008-153802
出願日: 2006年12月15日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【課題】従来の動画像符号化装置では、隣接するMBの符号化タイプを考慮せずに量子化値を決定しているため、隣接するMBの各符号化タイプが異なる時にMB間のブロック歪みが発生し、画質が劣化する。【解決手段】量子化決定部112は、ME/MC・タイプ判定部111よりMB単位でイントラ/インターのMBタイプが入力され、周辺MB情報保存部113より入力される該当MBの周辺MB情報を使用し、該当MBの量子化値を決定し、符号量制御部114より入力された平均量子化値に沿うように調整する。周辺MB情報保存部113は、量子化決定部112で決定されたMBの量子化値、MBタイプ(イントラ/インター)を保持する。また、周辺MB情報保存部113は、必要に応じて、量子化決定部112に周辺MB情報を出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
動画像信号の一画面を所定の画素数の画像領域であるブロック単位に分割し、符号化対象の前記動画像信号と符号化データから復号した参照画像信号とを用いて動き補償予測して得られた予測信号と、前記符号化対象の動画像信号との差分信号に対して、前記ブロック単位に直交変換、量子化及び可変長符号化を順次行って、インター符号化された各画面の前記符号化データを生成する動画像符号化装置において、
符号化対象の一画面のすべての前記ブロックが、予め定めた第1のブロックと該第1のブロック以外の複数の第2のブロックとからなるとき、前記第1のブロックの第1の量子化値候補と、そのブロックが前記参照画像信号の対応するブロックの情報を用いて前記インター符号化を行う第1の符号化タイプか、前記参照画像信号を用いないイントラ符号化を行う第2の符号化タイプであるかを示す第1の符号化タイプ情報とが事前に保存されており、かつ、前記複数の第2のブロックの量子化値候補と、その第2のブロックが前記第1の符号化タイプか前記第2の符号化タイプであるかを示す第2の符号化タイプ情報とを全てブロック単位で順次に保存するための情報保存手段と、
前記情報保存手段からそれぞれ取得した、前記複数の第2のブロックの内の一の第2のブロックに隣接する周辺ブロックの前記第1又は第2の符号化タイプ情報及び前記第1又は第2の量子化値候補と、前記動画像信号から取得した該第2のブロックの前記第2の符号化タイプ情報とに基づいて、該第2のブロックの前記第2の量子化値候補を決定し、その決定した第2の量子化値候補と共に該第2のブロックの前記第2の符号化タイプ情報を前記情報保存手段に保存する第2の量子化値候補決定・保存動作を全ての前記第2のブロックに対して順次に行う量子化値決定手段と、
前記符号化対象の一画面をインター符号化するときに割り当てられた符号量に基づいて、ピクチャ平均量子化値を算出する算出手段と、
前記情報保存手段から前記符号化対象の一画面のすべての前記第1及び第2のブロックの前記第1及び第2の量子化値候補を読み出してその平均値を算出し、算出した該平均値が前記ピクチャ平均量子化値と同等となるように前記情報保存手段から読み出した前記第1及び第2のブロックの前記第1及び第2の量子化値候補を補正して各ブロック毎の量子化値を生成する補正手段と
を有し、前記補正手段により生成された前記各ブロック毎の量子化値に基づいて、前記直交変換された差分信号に対して前記量子化を前記ブロック単位で行うことを特徴とする動画像符号化装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04N7/137 Z
, H04N7/133 Z
Fターム (25件):
5C059KK03
, 5C059MA05
, 5C059MA23
, 5C059MC11
, 5C059MC38
, 5C059ME01
, 5C059NN01
, 5C059PP05
, 5C059PP06
, 5C059PP07
, 5C059TA18
, 5C059TA23
, 5C059TA25
, 5C059TA46
, 5C059TB07
, 5C059TC03
, 5C059TC04
, 5C059TC06
, 5C059TC10
, 5C059TC24
, 5C059TC38
, 5C059TC41
, 5C059TC42
, 5C059TD03
, 5C059UA02
引用特許:
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