特許
J-GLOBAL ID:200903025140469708

自動車のフレームメンバ補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-190714
公開番号(公開出願番号):特開平11-020744
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 車体フレームが備えるフレームメンバの曲り部や、このフレームメンバにおける支持ブラケット周りの傾斜メンバの底部が、衝突時の衝撃力などの外力によって容易には折れ曲がったり、変形したりしないようこれらを補強するようにし、かつ、この補強が簡単な構成で、かつ、重量が重くならないようにして達成されるようにする。【解決手段】 フレームメンバ16に沿って延びると共にこのフレームメンバ16に嵌入される補強板30を設ける。上記フレームメンバ16における水平メンバ22と傾斜メンバ23との間の曲り部35の近傍で、上記補強板30の一端部側34を上記水平メンバ22の両側板17,17の上下方向の各中途部にそれぞれ結合させる。上記補強板30の他端部側36を、支持ブラケット27の近傍の上記傾斜メンバ23の底板18に結合させる。
請求項(抜粋):
平面視で車体フレームがある一方向に長く延びる板金製のフレームメンバを備え、このフレームメンバがその長手方向に沿った視線でみて左右に離れて対面する一対の側板と、これら両側板の各下端縁同士を互いに一体的に結合させる底板とを備えて上記長手方向の各部断面がほぼU字形状をなし、上記フレームメンバがほぼ水平に延びる水平メンバと、この水平メンバの一端部からこの水平メンバの長手方向でかつこの水平メンバから離れるに従い、斜め上方、もしくは斜め下方に向って延出する傾斜メンバとを備え、この傾斜メンバの長手方向中途部の断面における底部に他の部材を支持させる支持ブラケットを取り付けた自動車の車体フレームにおいて、上記フレームメンバに沿って延びると共にこのフレームメンバに嵌入される補強板を設け、上記フレームメンバにおける上記水平メンバと傾斜メンバとの間の曲り部の近傍で、上記補強板の一端部側を上記水平メンバの両側板の上下方向の各中途部にそれぞれ結合させ、一方、上記補強板の他端部側を、上記支持ブラケットの近傍の上記傾斜メンバの底板に結合させた自動車のフレームメンバ補強構造。
IPC (2件):
B62D 25/20 ,  B62D 21/02
FI (2件):
B62D 25/20 D ,  B62D 21/02 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 自動車の車体前部構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-038159   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開昭61-275024
  • 特開平4-050082

前のページに戻る