特許
J-GLOBAL ID:200903025142951400

高エネルギービーム溶接管製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-002378
公開番号(公開出願番号):特開平10-192963
出願日: 1997年01月09日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】溶接不良を防ぎ、溶接部が良好で安定し、設備費の増加や設定・調整作業の煩雑化がを防ぐ高エネルギービーム溶接管製造方法の提供。【解決手段】金属帯2を移動させ、長辺3、4を接近させて順次円筒状に成形し、スクイズサイドロール7cの回転軸より上流側であり、円筒状の金属帯2の両長辺3、4が、スクイズサイドロール7cの圧縮力によって初めて接するV収束点に向かって収束している収束領域に備えられたエッジ検出手段17によって、円筒状に成形された金属帯2の管軸方向の複数位置における距離を計測し、エッジ検出手段17の計測した複数位置における距離結果に基づいて関数近似によって検出したV収束点近傍に、高エネルギービームを照射し、高エネルギービームを照射した位置の下流側のスクイズサイドロール7cの圧縮力により、金属帯2を順次接合して溶接管1を製造する高エネルギービーム溶接管製造方法。
請求項(抜粋):
金属帯の2つの長辺と平行な方向に移動させながら順次円筒状に成形し、前記金属帯の両長辺部分を高エネルギービームの照射によって溶融し、この高エネルギービームを照射した位置の下流側に備えられているスクイズサイドロールの圧縮力により、前記金属帯の両長辺を順次接合して溶接管を製造する高エネルギービーム溶接管製造方法において、前記金属帯を両長辺と平行な方向に移動させながら、両長辺をしだいに接近させて順次円筒状に成形し、前記スクイズサイドロールの回転軸より上流側であり、かつ前記円筒状に成形された金属帯の両長辺が、前記スクイズサイドロールの圧縮力によって初めて接するV収束点に向かって収束している収束領域に備えられたエッジ検出手段によって、前記円筒状に成形された金属帯の管軸方向の複数位置における両長辺の間の距離を計測し、前記エッジ検出手段の計測した複数位置における距離結果に基づいて、前記V収束点の位置を関数近似による演算によって検出し、前記演算によって検出したV収束点近傍に高エネルギービームを照射して、この高エネルギービームを照射した位置の下流側に備えられているスクイズサイドロールの圧縮力により、前記金属帯の両長辺を順次接合して溶接管を製造することを特徴とする高エネルギービーム溶接管製造方法。
IPC (4件):
B21C 37/08 ,  B23K 15/00 505 ,  B23K 26/00 310 ,  B23K 26/02
FI (4件):
B21C 37/08 A ,  B23K 15/00 505 ,  B23K 26/00 310 J ,  B23K 26/02 A

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