特許
J-GLOBAL ID:200903025228627168

スイッチング電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 脇 篤夫 ,  鈴木 伸夫 ,  和智 滋明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-211787
公開番号(公開出願番号):特開2008-043008
出願日: 2006年08月03日
公開日(公表日): 2008年02月21日
要約:
【課題】力率改善機能を有し、電力変換効率の向上、回路構成部品の削減を図るスイッチング電源回路を提供する。【解決手段】力率を改善するスイッチング電源回路である。コンバータ部は、漏れインダクタL1と1次側電圧共振コンデンサC1で形成される1次側並列共振回路および漏れインダクタL2と2次側直列共振コンデンサC2で形成される2次側直列共振回路を有する多重共振コンバータである。また、力率を改善する力率改善回路13と、力率改善回路13と交流電源ACとの間のコモンモードフィルタ部とを具備する。そして、力率改善回路13とコモンモードフィルタ部のコンデンサCNLを共用して、少ない部品点数にもかかわらず、ノイズの発生を低減する。また、部品点数の削減によって効率の改善を図った。【選択図】図5
請求項(抜粋):
交流電源からの入力交流電力を1次側直流電力に変換する1次側整流平滑部と、前記1次側直流電力を交流電力に変換し、さらに2次側直流電力に変換するコンバータ部と、力率を改善する力率改善部と、前記力率改善部と前記交流電源との間に介在されるコモンモードフィルタ部と、を備えるスイッチング電源回路であって、 前記1次側整流平滑部は、 交流電源からの入力交流電力を入力して整流する1次側整流素子と、 前記1次側整流素子からの電力がコンバータトランスに巻回された3次巻線を介して供給される1次側平滑コンデンサと、 を具備し、 前記コンバータ部は、 1次巻線と、前記1次巻線と磁気的に疎結合とされる2次巻線と、前記1次巻線と磁気的に結合される前記3次巻線と、を有する前記コンバータトランスと、 前記1次側整流平滑部から供給される前記1次側直流電力を、前記交流電力に変換して前記1次巻線に供給するスイッチング素子と、 前記スイッチング素子をオン・オフ駆動する発振・ドライブ回路と、 前記1次巻線に生じる漏れインダクタと1次側電圧共振コンデンサとによって形成され、前記スイッチング素子から電力が供給される1次側並列共振回路と、 前記2次巻線に生じる漏れインダクタと2次側直列共振コンデンサとによって形成される2次側直列共振回路と、 前記2次側直列共振回路に接続される整流素子と、 前記整流素子に接続され出力直流電圧を得るようにされた2次側平滑コンデンサと、 前記出力直流電圧の値を所定の値とするように周波数が可変とされる制御信号を前記発振・ドライブ回路に供給する制御回路と、を具備し、 前記力率改善部は、 前記1次側整流素子の入力側に接続された力率改善用インダクタとコンデンサとの直列回路を具備するとともに、 前記1次側整流素子のスイッチング速度が、該1次側整流素子の出力側に接続される前記3次巻線に発生される共振パルスを整流できる速度を有するものとされて形成され、 前記コモンモードフィルタ部は、 コモンモードチョークコイルとアクロスコンデンサとして機能する前記力率改善部の前記コンデンサと、を具備する、 スイッチング電源回路。
IPC (2件):
H02M 7/12 ,  H02M 3/28
FI (2件):
H02M7/12 P ,  H02M3/28 H
Fターム (27件):
5H006AA01 ,  5H006AA02 ,  5H006CA02 ,  5H006CA07 ,  5H006CB01 ,  5H006CC01 ,  5H006CC02 ,  5H006CC08 ,  5H006DA04 ,  5H006DB01 ,  5H006DC05 ,  5H730AA02 ,  5H730AA15 ,  5H730AA18 ,  5H730AS01 ,  5H730BB23 ,  5H730BB61 ,  5H730BB66 ,  5H730BB77 ,  5H730CC04 ,  5H730DD04 ,  5H730EE04 ,  5H730EE07 ,  5H730EE59 ,  5H730FD01 ,  5H730FG05 ,  5H730FG07
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る