特許
J-GLOBAL ID:200903025236058512
生物組織の処理装置及び処理容器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119399
公開番号(公開出願番号):特開平9-304251
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 生物組織の試料に試薬を反応させて処理する生物組織の処理装置において、処理終了後の試薬の除去を簡易な構成で効率よく行う機構を提供する。【解決手段】 処理容器12の排出管126先端の排出口126aは毛細管寸法の径の開口である。このため、試薬30を処理容器12に注入した場合、試薬30の表面張力の働きにより、試薬30の量がある程度以上になるまでは試薬30は排出口126aから排出されず、処理容器12内には所定量の試薬30が保持される。試薬処理終了後は、吸引ポンプ22を作動させることにより、それまで保たれていた排出口126aにおける液圧と表面張力との均衡が崩れ、試薬30が排出口126aから排出される。この構成によれば、排出口126aに弁などの機械的な機構を設けなくても、試薬の保持及び排出を制御できる。
請求項(抜粋):
処理容器内に生物組織の試料の配置及び試薬の注入を行い、前記試料を試薬処理する生物組織の処理装置において、前記処理容器の底部に、毛細管寸法の試薬排出口を設けたことを特徴とする生物組織の処理装置。
引用特許: