特許
J-GLOBAL ID:200903025262367914

不飽和(メタ)アクリレートの選択的エポキシ化方法、得られた新規な官能性(メタ)アクリレート、及び新規なポリマーの合成におけるその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-190924
公開番号(公開出願番号):特開平6-116254
出願日: 1991年07月05日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】官能性(メタ)アクリレートを得るための、不飽和(メタ)アクリレートを選択的にエポキシ化する方法、の提供。【構成】次式の化合物を、アルカリ金属モリブテン酸(又はタングスタン酸)塩ならびに相間移動物質を触媒として存在させた下で過酸化水素と、あるいはR2が多環シクロアルキル鎖もしくは多環複素環アルキル鎖を示す場合にはヘテロポリ酸を触媒として有機過酸又は過酸化水素と、反応させるエポキシ化方法、かくして得られたエポキシ化(メタ)アクリレート類ならびに該エポキシ体中のエポキシ環の開裂方法。[式中、XはO,S,NH等;R1はH,C1〜5アルキル;R2はアルキル鎖、単環もしくは多環シクロアルキル鎖、複素環アルキル鎖、アルキルアリール鎖で該アルキル鎖中にオレフィン二重結合を含む、である]
請求項(抜粋):
一般式(I):【化1】〔式中、Xは、酸素原子、イオウ原子、NH基、基NR3(R3は炭素原子数1〜12のアルキル基)、オキシアルキレン基O-(CH2)n(nは約1〜16の整数)から選択され、R2は、直鎖状または分枝状アルキル鎖、単環または多環のシクロアルキルまたは複素環アルキル鎖、アルキルアリール鎖から選択された炭素原子数2〜20の炭化水素鎖を示し、該炭化水素鎖は、アルキル鎖またはアルキルアリール鎖の場合には鎖中または鎖末端にオレフィン二重結合を含み、単環または多環のシクロアルキル鎖または複素環アルキル鎖の場合には環内または環外にオレフィン二重結合を含み、R1は、水素原子及び炭素原子数1〜5のアルキル基から選択される〕で示される不飽和(メタ)アクリル化合物のエポキシ化方法であって、温度約10°C〜60°Cで、前記不飽和(メタ)アクリレートに、アルカリ金属モリブデン酸塩及びアルカリ金属タングステン酸塩から選択された少なくとも1種の触媒及び少なくとも1種の相間移動物質の存在下の過酸化水素、及び、R2が多環シクロアルキル鎖または多環複素環アルキル鎖を示す場合には少なくとも1種のヘテロポリ酸の存在下の有機過酸または過酸化水素、から選択された少なくとも1種の酸化剤を作用させることを特徴とするエポキシ化方法。
IPC (13件):
C07D301/12 ,  B01J 23/22 ,  B01J 23/28 ,  B01J 23/30 ,  B01J 27/18 ,  C07B 41/02 ,  C07D301/14 ,  C07D303/16 ,  C08F 20/28 MML ,  C08F 20/32 MMP ,  C08F 30/02 MNS ,  C07B 61/00 300 ,  C07D303/48
引用特許:
審査官引用 (7件)
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