特許
J-GLOBAL ID:200903025324965317

冷凍装置及びその作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-021004
公開番号(公開出願番号):特開平7-218032
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 空調スペースの温度を円滑且つ正確に調節できる冷凍装置及びその作動方法を提供する。【構成】 冷凍装置(10)は、圧縮機用原動機の運転を停止させることなく、空気流を空調スペース(106)内に保存するため、加熱サイクル及び冷却サイクルに加えてナルサイクル(210,212,214 )を備える。制御可能な弁(28,62,88)が、主凝縮器(44)及び補助凝縮器(108)を選択し、液体ライン(52)を開閉し、温かい液体(177)をエコノマイザ熱交換器に送るライン(90)を開閉する。弁はナルサイクル中、好ましくは複数の選択可能な所定の開放/閉鎖パターン(211,213,215 )で制御され、いつでも、空調スペース内で起こる正味の熱利得又は熱損失に実質的にマッチするナルサイクルを提供する。空調スペースの温度を油冷却器(160)内の冷却循環状態の制御により行う。
請求項(抜粋):
冷却サイクルと加熱サイクルにより空調スペース内の所定の設定温度を達成しこれを保持するようになっていて、吸込み口、中間圧力ポート及び吐出し口を備えた冷媒圧縮機と、圧縮機用原動機と、高温ガス圧縮機吐出しラインと、第1及び第2の高温ガスラインと、高温ガス圧縮機吐出しラインを第1及び第2の高温ガスラインにそれぞれ連結する第1及び第2の位置を備えた第1の制御可能な弁手段と、第1の高温ガスラインに連結された主凝縮器と、空調スペースと関連した蒸発器と、蒸発器膨張弁と、蒸発器膨張弁と蒸発器との間に設けられた冷媒分配器と、空調スペースと関連していて第2の高温ガスラインに連結されている補助凝縮器と、第1及び第2の冷媒流路を備え、入口及び出口を備えたシェルによって第2の冷媒流路の一部が構成されているエコノマイザ熱交換器手段と、第2の冷媒流路を通る冷媒の流量を制御するようシェル入口に連結されたエコノマイザ膨張弁と、エコノマイザ熱交換器手段の第1の冷媒流路を介して主凝縮器を蒸発器膨張弁に連結する主液体ラインと、補助凝縮器をエコノマイザ熱交換器手段に連結する補助液体ラインと、蒸発器を圧縮機の吸込み口に連結する主吸込みラインと、シェル出口を圧縮機の中間圧力ポートに連結する補助吸込みラインと、主流体ラインをそれぞれ遮断したり開放する第1の位置及び第2の位置を備えた第2の制御可能な弁手段とを有し、シェルが圧縮機によって冷凍装置内に運び込まれる油を備えている冷凍装置の作動方法において、シェルの低い点からのドレンラインを補助吸込みラインの一段と低いラインに連結し、シェル内の圧縮機油を計量された流量の液状冷媒と一緒にドレンラインを介して圧縮機に戻し、シェルからの油の除去によりエコノマイザ熱交換器の第1及び第2の冷媒流量との間における伝熱効率を向上させ、圧縮機への計量された流量の液状冷媒により圧縮機の吐出し温度を制限することを特徴とする作動方法。
IPC (2件):
F25B 27/00 ,  F25B 1/00 331
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-238256
  • 冷凍装置及びその作動方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-248657   出願人:サーモキングコーポレイション

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